体が重い・食欲不振・気分の落ち込みに!春の内臓疲れを癒すやさしいツイストヨガ

体が重い・食欲不振・気分の落ち込みに!春の内臓疲れを癒すやさしいツイストヨガ
photo AC

二十四節気といって、一年を二十四の季節に分ける時期でいうと、穀雨(こくう)を迎えます。この季節は雨が降る日も少なくなく、湿気によるだるさや身体のむくみを感じやすくなります。今日はそんな春の湿気対策に取り入れたいツイストポーズをお伝えします。

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春は湿気対策も必要?!

梅雨までまだあるのに、もう湿気なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、4月20日頃から5月5日頃までの時期は『穀雨』と呼ばれ、春の終わりから初夏に向かうこの期間は、植物がぐんぐん育ち、恵の雨が降る時期と言われています。

季節の変わり目でもあり、気温も上がり、湿気が増える時期のため、身体が重い、だるい、むくみやすい、頭がぼんやりする…などの症状が出やすくなります。また、引き続き気温のアップダウンが激しく、朝晩と日中の寒暖差が大きいため、自律神経が乱れやすく、疲れやすさ、不眠、頭痛、気分の落ち込みなどが起こることもあるのです。

むくみイラスト
イラスト AC

内臓と身体の調子の関係について

胃腸の働きは食べたものを消化、栄養を吸収し、活動エネルギーにしてくれます。しかし、食欲はあるのに便秘気味であったり、ジャンクフードばかり欲している状態は、胃腸や内側の状態が良好とは言えません。これは、胃腸とつながっている自律神経が、日中活躍する『交感神経』が優位になっている時間が多く、リラックスを促す『副交感神経』の時間が少なくなっている可能性があります。
本来胃腸は、副交感神経が優位になると活動的になるしくみになっていますので、緊張やストレスが続いている方は、外側からも刺激を与え、内側を整えながら休息をとっていきましょう。

便秘イラスト
イラストAC

ツイストの効果とは

普段直接触れることが出来ない内臓に、ツイストすることで外側から刺激を与えることが出来、内臓の動きを活性化することから、消化促進や便秘改善が期待出来ます。また、ツイストをするためには、身体の前側と後ろ側、両方の動きが不可欠となります。そのため、お腹の筋肉(腹筋群)と背中の筋肉(背筋群)を使うことにより、筋力アップが期待でき、お腹周りの引き締めや腰痛予防にも繋がります。
筋肉は柔軟性も大切です。ツイストした後には、緩める動きも入れていきましょう。

春におすすめのツイスト&股関節ケアヨガ

1、楽な姿勢で座りましょう。

2、息を吸って両手を上に、吐きながら右手を左膝の外側、左手を身体の後ろに起きます。

ツイスト①
photo by Naoko Iwasaki

3、息を吸って座骨から背筋を伸ばし、吐きながら左にツイストしてみましょう。

4、もう一呼吸吸って、吐きながら背骨を丸くします。骨盤が後ろに倒れ、右の股関節にスペースが出来ていきます。

ツイスト②
photo by Naoko Iwasaki

5、息を吸いながら身体を起こし、反対も呼吸に合わせてやってみましょう。
 

詳しい内容は、下記の動画からもご覧になれます。

 
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ツイスト①
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