劇的変化!ただ触れてほぐすだけ【股関節の詰まりが取れる・股関節が柔らかくなる】ゆらゆらストレッチ


股関節の硬さは、体の悩みでも多い部分です。股関節の柔軟性が上がれば、下半身の血流が良くなり、むくみや冷えの改善にも効果があります。今回は体のある部分に注目し、股関節の柔軟性を高めていきましょう。
股関節が硬いとはどういうこと?
股関節は、骨盤と太ももの骨である大腿骨頭が接合している関節です。「股関節が硬い」というのは、骨自体が硬いのではなく、正しくは、股関節をサポートしている周りの筋肉が硬くなってしまっている、ということになります。
そのため、股関節を取り巻く筋肉を均等に使っていれば、股関節の動きはスムーズになります。しかし、日常生活の中では、座った状態が長時間あったり、体重のかかり方が均等でなかったりすることで、次第に筋肉に偏りが出てしまいます。その積み重ねにより、どちらかの股関節周りの筋肉が固まってきてしまう=股関節が硬くなるということになるのです。

股関節の動きが悪くなると
股関節の動きが悪くなると、お尻の筋肉(大殿筋:だいでんきん)や、太ももの裏側のハムストリングスの機能が落ちてしまいます。また、股関節と密接している骨盤周りの筋肉も硬くなることから、下半身の血流が悪くなり、腰痛や冷え、骨盤の歪みまでつながってしまいます。
前腿外側の筋肉が硬くなっているかも
股関節に近い筋肉の一つに、太ももの前側の筋肉である「大腿直筋(だいたいちょっきん)」があります。太ももの付け根、鼠径部(そけいぶ)の辺りから外側にあり、膝方向に伸びています。上半身を前に倒すことで緊張し、支えてくれる筋肉のため、なかなか日常生活ではほぐしきれておらず、硬くなりやすい部分でもあります。

前腿をほぐして関節の可動域を広げるストレッチ
1、まずは股関節の可動域を確認してみます。
2、床に座り両膝を外側に広げて、足裏を合わせて座り、合せきの姿勢をとります。両手は足首かつま先におきましょう。
3、息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら身体を倒します。股関節の可動域を確認していきましょう。

4、右脚を横に出し、前腿の外側の筋肉である大腿直筋を両手でもみほぐしていきましょう。硬くなっているところや、痛みを感じるところは、優しく触れて少しずつほぐしていきます。左脚も同様に行います。

5、もう一度、合せきの姿勢をとっていきます。足裏を合わせたら一度息を吸い、吐きながら上半身を前に倒しましょう。筋肉がほぐれた後の股関節の可動を確かめてみてください。

詳しい動画は、こちらからご確認いただけます。
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