寝ている時に感じる腰や背中のこわばり感を解消!仰向けでお尻を左右に揺らすだけの<安眠ストレッチ>

 寝ている時に感じる腰や背中のこわばり感を解消!仰向けでお尻を左右に揺らすだけの<安眠ストレッチ>
Kayoko Yoshida

ベッドに入って体を横にしたとき、リラックスできるはずなのに、腰や背中のこわばりが気になってなかなか眠れない。そんな経験はありませんか?そんな違和感を解消するために、仰向けのままできる簡単な安眠ストレッチをご紹介します。

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体を横にしたら感じる腰や背中の違和感の理由

眠れない
イラストAC

体を横にしてリラックスしようとしたとき、気づかなかった緊張を感じ始めることはありませんか?これは、普段の活動中に無意識に抱えていた体の緊張が、横になったことで表面化するためです。普段、立っている、座っている、動いているときには、筋肉が常に働いていて緊張に気づかないことが多いですが、横になると重力の影響を受けず、筋肉や関節が解放され、体がリラックスします。その結果、普段使われていない筋肉や、長時間同じ姿勢を続けたことで溜まったコリを感じやすくなります。

ベッドの中で短時間でできるストレッチで、緊張した腰や背中をほぐし、心地よく眠れるように体をリセットしましょう。

仰向けでお尻を左右に揺らすだけの安眠ストレッチ

効果

骨盤周りの柔軟性向上
お尻を左右に振ることで、骨盤周りの筋肉や関節が緩んでいきます。硬くなった股関節や臀部の筋肉に効果的です。

腰痛の緩和
腰回りの筋肉がほぐれ、血行が促進されることで、腰の重だるさや疲れが解消され、腰痛の予防や緩和が期待できます。

背骨の動きの促進
お尻の動きに合わせて背骨も動くため、背骨の柔軟性が高まり、こわばった背中の筋肉がリラックスします。背中全体の緊張がほぐれ、体を横にした際の違和感も解消されます。

心身のリラックス
お尻を左右に心地よく動かすリズムが、心と体のリラックスを促し、ストレス解消にも効果的です。

やり方

安眠ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

① 仰向けになり、両腕を肩の高さ程度に横に開き、足首を交差する。

安眠ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

② お尻を左右に揺らす。小さな動きから始めて、徐々に動きを大きくし、できるだけ片側のお尻を持ち上げ、お腹も横に向けるようなつもりで動く。背骨のねじりも意識して動き続ける。

③ 足首を組み変えて同じように行う。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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