POSE & BODY
「脚が上がりにくくなった・転びやすくなった…」体幹を鍛えて歩きやすくなる【寝たまま腸腰筋エクサ】


股関節の動きをスムーズにしたり、体幹を維持するために欠かせないインナーマッスル「腸腰筋」。脚を上げて歩くなど、普段から意識して使わないと、どんどんと衰えてしまう筋肉です。こちらの記事では、寝ながら手軽に、腸腰筋が鍛えられるエクササイズをご紹介します。
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腸腰筋の役割
「腸腰筋(ちょうようきん)」は、腰から脚の付け根に位置するインナーマッスルで、「大腰筋(だいようきん)「小腰筋(しょうようきん)」「腸骨筋(ちょうこつきん)」の3つの筋肉の総称です。歩行する際の股関節の曲げ伸ばしや、体幹の安定を保つ際に働く筋肉です。
大腰筋
背骨と大腿骨をつなぐ筋肉で、太ももを引き上げる動作に使われます。上半身と下半身をつなぐ筋肉なので、体幹の安定のために働きます。
小腰筋
背骨と骨盤をつなぐ筋肉で、大腰筋の動きをサポートします。小腰筋は、誰にでもある筋肉ではなく、中にはない人もいます。
腸骨筋
腸腰筋のなかでもっとも奥にある筋肉で、骨盤の前傾や、太ももを引き上げて股関節を曲げる際に働きます。骨盤の内側から大腿骨についているため、体幹の維持には関わりがありません。

体幹を鍛えて歩きやすくするための「腸腰筋ストレッチ」
腸腰筋が衰えると、脚が上がりにくくなり、転んでしまう可能性が高くなります。他にも、正しい姿勢を維持することが難しくなり、腰痛などの身体の不調を招く原因にも。寝ながら腸腰筋を鍛えられるエクササイズで、しっかりと鍛えていきましょう!
①仰向けに寝ます。両手の平を床に下ろし、両膝を曲げて胸までグッと引き寄せます。

②お腹と太ももが90度程度になるように、脚の付け根から両脚を天井方向に伸ばします。腰が反らないように、お腹に力を入れましょう。

③①と②を5〜10回ほど繰り返しましょう。
動画で確認したい方はこちら
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