【風邪の予防には腸を整えるのが近道!】免疫力アップに腸活ヨガ
秋から冬に向かう季節、気圧や気温の変化で風邪をひきやすい季節です。元気に冬を迎えるための、免疫力を高める腸活ヨガをご紹介します
腸は免疫の要
腸の役割は、食べた物を消化吸収し便を排出するということはイメージできると思いますが、他にも大切な役割があるのです。
それは免疫システムとしての働き。私たちの体は免疫システムが働くことによりウィルスなどの病原体から病気にならない為に身体を守る働きがあります。
腸には免疫細胞の60〜80%が存在していると言われていて、体の中で一番大きな免疫器官なのです。
免疫力と自律神経
腸と自律神経は相互作用があり、互いに影響し合っている為、腸内環境を整えることで、腸のぜんどう運動を支配する副交感神経の働きが良くなり、自律神経のバランスが整うことで免疫システムの働きも良くなります。
腸内環境の乱れが体調不良を引き起こす
この免疫システムによって私たちの体は守られていますが、冬に向かうこの時期は日照不足や気圧や気温、湿度の変化により自律神経のバランスが乱れることで、免疫システムの機能にも影響が出て、体調不良を引き起こすと言われています。
免疫システムを正常に保つには、腸内環境を整えることがポイント。腸内に存在している腸内細菌の理想的なバランスは善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割と言われています(日和見菌は善玉菌にも悪玉菌にも変化することができる腸内細菌です)。
腸内環境を整える方法
お通じの滞りはお腹の中で悪玉菌が増えてしまっているサイン。お通じの滞りが続くとさらに悪玉菌が増えるといった悪循環に繋がります。発酵食品や食物繊維、オリゴ糖など腸内環境を整える食事を心がけるとともに、腸のぜんどう運動を活発にし、質の良い睡眠へと導くためにリラックスを心がけ副交感神経を優位にすることが大切です。
同時に、「腸活ヨガ」で、副交感神経を優位にし腸のぜんどう運動を活発にして腸内環境を整えて、免疫力も高めて風邪の予防につなげましょう。
免疫力を高める「腸活ヨガ」
①脚を伸ばして座り、右脚を左脚の外側にかけます
②息を吐きながら左に大きく倒し、上体を右に捻って3〜5呼吸行います
※反対も同様に行います
動画で確認してみる
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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