【寝る前やるだけで翌朝スッキリ】腸腰筋を刺激してぜんどう運動を活発に!寝る前1分「便秘解消ヨガ」

 【寝る前やるだけで翌朝スッキリ】腸腰筋を刺激してぜんどう運動を活発に!寝る前1分「便秘解消ヨガ」
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中村優希
中村優希
2022-04-29

多くの方が悩む便秘!中には一週間くらい出ていないという方もいらっしゃるかもしれませんね。お通じが出ていない状態が続くと、お腹が張って気持ち悪くなったり、肌荒れを引き起こすなど様々な不調に繋がります。たった寝る前1分で翌朝お通じがスッキリ出る!腸活ヨガをご紹介します。

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便秘のメカニズム

私たちが食べたものは胃で消化され、小腸で5〜6時間かけて消化吸収を行い、水分を多く含んだドロドロの液状で大腸に運ばれます。大腸内では約10時間(1〜3日)ほどかけて、ゆっくりと水分が吸収されることで固形化し、便の形になって肛門へ送られ排出されるのです。理想的な便は多少水分を含んだ、バナナ型が良いとされています。

しかし、便が3日以上など長い間大腸の中にあると、水分がどんどん吸収されてカチカチの状態になっていきます。カチカチに硬くなるとコロコロとしたうさぎのウンチのような形になり排出が大変になり便秘につながるのです。

便秘
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便秘と「腸腰筋」の関係

腸腰筋とは上半身と下半身をつなぐ筋肉です。 背骨の腰の辺りから始まる“大腰筋”と、骨盤の内側の上部から始まる“腸骨筋”が組み合わさっており、骨盤を通り抜けて太ももの内側についています。その為、腸をまたぐようについて、腸腰筋は腸と腰の筋肉と書く通り、腸と密接な関係のある筋肉なのです。腸の中でも一番便が詰まりやすい部分は、直腸につながる最後の曲がり角のS字結腸ですが、このS字結腸は腸腰筋のすぐ内側に存在しているため、腸腰筋が硬くなると、便秘を引き起こす原因となるのです。

腸腰筋
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腸腰筋を動かして便秘改善へ

腸腰筋は長時間のデスクワークの方など座る姿勢が長い方や、運動不足の方などは硬くなりやすい筋肉です。腸腰筋を動かしたり伸ばすことで、便の詰まりやすいS字結腸を刺激して、便秘改善へ繋げましょう。また、ヨガなど体を動かすことでリラックス時に働く神経である、副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になることで、腸のぜんどう運動が活発になり消化吸収を行いながら排便する準備を行います。

腸
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翌朝スッキリ出る!寝る前1分の腸活ヨガ

〈やり方〉

①膝立ちから左足を一歩前に出します

腸活

②骨盤を立て、吐きながら前足に重心をのせます

腸活

③右手を腰に当て、吐きながら左へ軽く倒します

腸活

④ゆっくり戻って反対も同様に行いましょう

Instagram:yuki.nakamura.yoga

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中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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