【便秘・肌荒れに悩んでいる人向け】体をねじるだけで腸内環境が整う「1日 1分腸活ヨガ」

 【便秘・肌荒れに悩んでいる人向け】体をねじるだけで腸内環境が整う「1日 1分腸活ヨガ」
AdobeStock
上村ゆい
上村ゆい
2024-06-09

「腸活」とは、腸内環境をよりよくするための活動です。腸活をすると、健康になれるだけではなく、お肌の調子も整えることができます。便秘や腸内環境のトラブルに悩まされている人におすすめの腸活ストレッチをご紹介します。

広告

腸の役割

食べたものを消化・吸収をして、排泄をする器官である「腸」。腸は、排泄以外にさまざまな役割を果たしています。

・免疫器官としての働き…全身の半分以上の免疫細胞が、腸には集まっています。
・多数のホルモンをつくる働き…血糖値に関わるホルモンなど、多数のホルモンは腸でつくられています。

また、腸は「第二の脳」とも呼ばれていて、多くの神経細胞が存在し、感情にも深く関わっています。活発神経である「交感神経」が優位なときは腸の動きが停滞していて、リラックス神経である「副交感神経」が優位なときは、腸の動きが活発になります。このように、自律神経とも大きくかかわっているため、精神的なストレスを感じると腸の不調にもつながります。

腸内環境を整える生活を心がけよう

腸内環境が悪くなると、便秘や下痢などのお腹の不調が起こったり、肌にも不調があらわれます。また、便の色が黒っぽかったり、便やおならの匂いがくさい場合も、腸内環境が乱れているせいかもしれません。腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整えましょう。

腸内環境
イラストAC

生活のなかで心がけたいこと

・食物繊維の多い食材をとる…食物繊維を十分にとることで、善玉菌を増やすことができます。
・規則正しい生活をおくる…生活サイクルが乱れると、自律神経が乱れやすくなります。
・適度な運動をする…体を動かすことによって、血流が促進され腸の動きが活発化しやすくなります。

腸内環境を整える「ねじり」ストレッチ

腸内環境が整う「ねじり」ストレッチをご紹介します。お腹からねじることで、腸のぜん動運動が活発になりやすいので、便秘改善にもおすすめです。ゆったりとした気持ちで呼吸を深めながら行って自律神経を整えましょう。

①体を右側を下にして横向きになり、右手を床につき上半身だけを起こし、寝かせた右脚の前に左足の裏をつきひざを立てます。

腸ねじりストレッチ
Photo by YUI

②左ウエストをうしろにねじりながら、左ひざを床に倒します。寝かせた左足の裏は、右脚のすねに軽くあてます。

腸ねじりストレッチ
Photo by YUI

③左手を後ろにまわし、さらにねじりを深めます。目線は左方向に向けましょう。

腸ねじりストレッチ
Photo by YUI

④呼吸を続けながら、30秒キープをします。反対側も同じように行いましょう。

動画で確認をしたい方はこちら

広告

AUTHOR

上村ゆい

上村ゆい

精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

腸内環境
腸ねじりストレッチ
腸ねじりストレッチ
腸ねじりストレッチ
【便秘・肌荒れに悩んでいる人向け】体をねじるだけで腸内環境が整う「1日 1分腸活ヨガ」