【週末の疲れに】おやすみ前に副交感神経を高める「心身をほぐす腸活ヨガ」
睡眠不足の方、寝つきが悪い、眠りが浅いなどに悩んでいる方は必見です!睡眠の質を高めるお休み前のヨガメゾットをお伝えしていきます。
寝つきが悪い・眠りが浅いなどの原因は?
睡眠の質を高めるためには、自律神経を整えることが大切です。自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経系からなります。交感神経は、緊張状態やストレス時に働く神経で活動時に機能します。副交感神経は、心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経で、リラックス時や就寝タイムに働きます。
本来、朝から夕方の日中の活動時間は交感神経が優位に働き、夕方〜朝にかけてのリラックス時や就寝時間には副交感神経が優位に働くのですが、現代人の私たちは寝る直前まで、スマートフォンやパソコンなどネット環境に身を置いていたり、夜も明るい環境で過ごしていたりすると副交感神経の切り替えがうまくできずに、自律神経のバランスが崩れ、寝つきが悪いや眠りが浅いなどを引き起こすのです。
その為、できるだけ夕方から就寝時にかけてネット環境から離れて、ゆっくり入浴したりお部屋の照明を意識したり、心身ともにリラックスすることを心がけることが大切です。
自律神経と腸の関係
自律神経と腸は深い関わりがあり、お互い影響しあっています。腸内環境を整えて腸の働きを良くすると自律神経のバランスが整い、自律神経が整うと腸の働きも良くなるのです。腸は交感神経が優位の時はぜんどう運動は停滞しますが、副交感神経が優位の時はぜんどう運動は活発になります。腸がキュルキュルと動いている時って就寝時やリラックスしている時ですよね?なので副交感神経を優位にするためには、腸の動きをよくすることが大切です。腸内環境を整えるような発酵食品など食事を気をつけることもそうですが、夕方から就寝時に向けて腸の動きをよくするような運動を行うことも大切です。また、同時に血液循環をよくして体の巡りをよくすることも意識したいポイントです。
腸の動きを良くし副交感神経を優位にするオススメのヨガメソッドをお伝えしていきます。ぜひ、就寝前のリラックスタイムに行ってみてください。
副交感神経を高める心身のほぐし腸活ヨガ
Instagram:yuki.nakamura.yoga
〈やり方〉
①足を腰幅くらいに開いて座り両手を後ろにつきます
②両足を左右に何度か倒します
③両ひざを右に完全に倒し、上半身も後方へくるっと回転させます
④ウエストをツイストさせたまま、両手か両肘を後方の床につきます
⑤ゆっくり呼吸
⑥反対も同様に
⑦足裏を合わせて大きな菱形を作ります
⑧吸って背筋を伸ばし吐きながら状態を倒します
⑨ゆっくり呼吸
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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