【40歳の時の食事が70歳の健康に影響する!?】研究で明らかになった理想的な「食事パターン」とは

 【40歳の時の食事が70歳の健康に影響する!?】研究で明らかになった理想的な「食事パターン」とは
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HIDEMI
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2024-07-19

今食事を良くすれば、数十年後により良く生きられるかもしれない。

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40代以降に栄養価の高い食事をしている人は、そうでない人に比べて、70歳時点でも身体的・精神的健康状態が良好である可能性が43~84%高いことが、新たな研究で判明した。

この研究では、ハーバード大学の研究者が、10万人以上の参加者の30年間のデータを分析した。研究対象者は女性70,467人、男性36,464人である。1986年の研究開始時、参加者は39歳以上で慢性疾患のない者であった。

総評として、トランス脂肪酸、ナトリウム、肉類(特に赤身肉や加工肉)よりも、果物、野菜、全粒穀物、不飽和脂肪酸、ナッツ類、豆類、低脂肪乳製品を優先的に摂ることで、健康的に老化する可能性が高まることを研究者たちは発見した。

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「健康的な老化」とは何か?

研究者らは、データベースに登録された自己申告に基づき、「健康的な老化」とは、少なくとも70歳まで生存し、認知機能、精神的健康、身体機能が良好で、糖尿病、心臓病、脳卒中、腎不全、大部分の癌などの慢性疾患に罹患していないことと定義した。

30年間のデータを分析した結果、参加者の約半数が死亡しており、70歳以上まで病気もなく、身体的・認知的健康も損なわずに生存していたのはわずか9%であった。健康的な食事パターンを最も忠実に守った参加者は、そうでない参加者と比較して、良好に老化する可能性が43%〜84%高いことが判明した。

研究の筆頭著者、ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院博士研究員アンヌ・ジュリー・テシエ氏は、この研究は、病気だけでなく、自立した生活を送り、晩年も質の高い生活を楽しむ能力を探求している点でユニークだと述べている。

「従来、研究や食事ガイドラインは、心臓病のような慢性疾患の予防に重点を置いてきました。我々の研究は、疾病予防だけでなく、長期的な目標として、全般的な健康的老化の促進を考慮した食事法を推奨するための根拠となるものです。」とテシエ氏は話す。

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健康的な老化の確率が高かった食事パターンには以下のようなものがあった

  • DASH食:野菜、果物、全粒穀物を中心に、血圧の上昇の予防や低下を目的とした食事計画。アメリカ国立衛生研究所が開発したこの食事計画は、どの食品群も排除しないため柔軟性のある食事と考えられ、減量にも役立つ。
  • 代替健康食指数(AHEI):豆類、ナッツ類、野菜を多く摂り、赤身肉や加工肉の量を減らすことを奨励するもので、アメリカの食事ガイドラインに忠実なものである。
  • プラネタリーヘルスダイエット:動物性食品を最小限に抑え、果物、野菜、全粒穀物、健康的な脂肪に重点を置いた食事プラン。肉と乳製品は適度に摂ることができる。

「中年期に健康的な食事パターン、特に果物、野菜、全粒穀物、健康的な脂肪を多く含む食事パターンを守っている人は、健康的な老化を達成する可能性が有意に高かった。」「このことは、中年期に何を食べるかが、健康的に歳を重ねることに大きな役割を果たすことを示唆しています。」とテシエ氏は述べる。

出典

https://www.nbcnews.com/health/aging/diet-at-40-better-health-later-rcna159814

https://nypost.com/2024/07/02/lifestyle/8-diets-to-follow-at-40-for-good-physical-mental-health-at-70/

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HIDEMI

HIDEMI

ヨガ講師 /ヨガ翻訳・通訳者 色、音、言葉が好き。同志社大学国文学科在学中は日本語学を学び、中学生の頃から独自に英語の学びを深める。サロンモデルをしながら、ジュエリーブランド、コスメブランド勤務を経て、2015年よりヨガの指導を始める。外国人講師のWSやTTの通訳、テキスト翻訳等、ヨガ関係の通訳/翻訳業も行う。



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