【40代からのぽっこりお腹対策】吸って吐くだけ!下腹がスッキリ引き締まる「胸式ラテラル呼吸法」
40代になって下腹がぽっこりしてきたけどキツイ運動はしたくない……。そんな人は呼吸法で腹部の筋肉を鍛えてすっきりお腹を目指しませんか。ピラティスの呼吸法を使いますが、ピラティス未経験でも問題なし!ヨガインストラクターの美都くらら先生が、ぽっこりお腹対策に効果的な呼吸法をレクチャーします。
鏡で姿勢をチェック!反り腰&つま先重心は要注意
下腹が出て腿前が張ってしまう原因の一つに、反り腰姿勢が考えられます。日常的にハイヒールを履く人は反り腰でつま先重心になりやすいもの。また忙しくて気持ちが前のめりな人もそれが姿勢に現れ、つま先に体重がのりやすいので注意しましょう。姿勢をニュートラルポジションに戻し、日常のケアとして腿前のストレッチと腹筋群のトレーニングを行うとぽっこりお腹と腿前のハリの改善が期待できます。
天然のコルセット、腹横筋に呼吸でアプローチ
今回は、腹部の深層部にある「腹横筋」という筋肉に対して、呼吸を使ってアプローチしていきます。腹横筋はお腹を薄くへこますときに働き、腹部を覆うようについているため”天然のコルセット”とも呼ばれ、ぽっこりお腹を引き締める要となる筋肉です。呼吸筋として息を吐く際に働くため、呼吸を利用するとアプローチしやすくなります。ピラティスの基本的な呼吸法「胸式ラテラル呼吸」を毎日行い、下腹の贅肉をすっきりさせましょう。
お腹を凹ます「胸式ラテラル呼吸」
目的と効果:呼吸で腹横筋を刺激し、下腹を引き締めてぽっこりお腹をすっきりさせる。
〈やり方〉
1.あぐらか正座で座り、床に対して垂直にするイメージで骨盤を立て背筋を伸ばす。目線はまっすぐ正面へ。
2.アンダーバストの辺りに両手を当て、肩を下げる。
3.息を吐き切り、手を押し返し肋骨に息を取り込むように鼻から息を吸い込む。
4.口からハーと息を吐き切り、腹部を薄くして腹横筋をオンにする。腹部は薄いまま繰り返し呼吸する。7回繰り返す。
〈プロフィール〉
美都くらら先生
宝塚歌劇団を卒業後、ヨガ講師/インストラクターに転身。現在はYMCメディカルトレーナーズスクールにて全米ヨガアライアンスRYT200・500のティーチャートレーニングを担当。これまでに多くのヨガインストラクターを育成している。ヨガ・ピラティスを通して“自分を愛するやさしい時間 ”をモットーに、セミナー開催やイベント登壇、雑誌メディア出演など積極的に活躍中。
▼インスタグラム:https://www.instagram.com/kurara.mito/
▼YMCメディカルトレーナーズスクールHP:https://ymcschool.jp/
▼国際ホリスティックセラピー協会HP:https://ihta.or.jp/
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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