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48歳のデビッド・ベッカムが鍛え抜かれたボディを披露。実践するエクササイズ「スナッキング」とは

山口華恵 2024-04-10

中年に差し掛かると痩せるのは一苦労である。しかし、現在48歳のデビッド・ベッカムは全くそんなことをみじんも感じさせない。

プロサッカー選手から引退してから約10年が経つが、デビッド・ベッカム（48歳）は今もアスリートの中で最も引き締まった肉体の持ち主であり続けている。この美しいシックスパックを手に入れるため、具体的にはどんなワークアウトをしているのだろうか？

必殺技は“ハンギングニーレイズ”

先日、Instagramでワークアウトの様子を披露したベッカムは、日ごろからどのようにして引き締まったボディを保っているかを垣間見せてくれた。そこには、トレーナーのボビー・リッチの厳しい指導のもと、上半身裸でハンギングニーレイズをおこなう様子が映っていた。懸垂バーにぶら下がったまま、体幹の筋肉を働かせて両膝を上げ、太ももが床と平行になるまで（もしくはそのギリギリまで）引き上げる。シックスパックだけでなく、上半身全体をターゲットにしたこのトレーニング方法は、まさにベッカムの必殺技だ。

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「『両膝を胸に向かって持ち上げて！』とボビーが言っている。髪はグチャグチャだけど、そんなことは今重要じゃない」とInstagramのリールのキャプションに冗談交じりに書き込んだ。デビッド・ベッカムと妻のヴィクトリア・ベッカムは、世界中のファンに度々ワークアウトセッションの様子を公開し、フィットネスの魅力を発信している。

“エクササイズ・スナッキング”を実践

デビッド・ベッカムは、ジムでのトレーニング以外にも、体型維持のために“エクササイズ・スナッキング”という日常生活に取り入れやすいアプローチを取り入れている。“エクササイズ・スナッキング”はその名の通り、エクササイズのつまみ食いである。つまり、一度に運動をこなすのではなく、一日を通してさまざまな運動を少しずつ行うのだ。ランニングやサイクリングなど有酸素運動好きの彼は、週末には芝刈りや犬の散歩、ハイキングなどのアウトドア・アクティビティにも興じている。これらすべての運動が積み重なり、素晴らしい肉体を維持するのに役立っている。ベッカムは2019年のインタビューで、最高の体型を維持する秘訣をこう語っている。「週に3〜4回、娘を車で送る代わりに学校まで（徒歩で）送っていく。些細なことが大きな違いを生むと思う」と語っている。

インテル・マイアミCF対アトランタ・ユナイテッドの試合前に見守るインテル・マイアミCFの共同オーナー、デビッド・ベッカムと妻のヴィクトリア・ベッカム。2023年7月25日、フロリダ州フォートローダーデール）Photo by Megan Briggs/Getty Images

筋肉質な体づくりにタンパク質は欠かせない

ベッカムはワークアウトだけでなく、当然、食事にも気を使っている。タンパク質と野菜をたっぷり、脂肪は少なめ、食事量は控えめなクリーンイーティングを心がけている。チーズオムレツ、野菜（カリフラワー、ほうれん草、ブロッコリーなど）、ナッツ、ヨーグルト、チキン、野菜をたっぷり入れたブリトーなどがお気に入りのメニューだ。尚、白いパン、シリアル、白米、加工品、ジャンクフード、更にサプリメントの摂取は避けている。