【セレブ御用達カリスマトレーナーが伝授！】実践と体験から導き出した「運動と食事内容」の鉄則とは？

「食べ物を燃料に、ワークアウトをセラピーに」と発想転換がきっかけ

今やキム・カーダシアン、セレーナ・ゴメス、ミランダ・カー、ビービー・レクサといった錚々たるハリウッドセレブをクライアントに持つパーソナルトレーナー、セナダ・グレカ。アルバニアで生まれ育ち、10代のときに移民としてアメリカにやってきたが、ティーンエイジャーの時代、不安やうつ病、摂食障害に悩まされた。当時は、食べ物は敵で有酸素運動がそれに立ち向かう武器だった。しかし、「食べ物を燃料に、ワークアウトをセラピーに」と発想転換したことで、これらの重荷から解放されて健康で前向きな人生を手にしたのだという。辛い体験を乗り越え、今や世界的パーソナルトレーナーとなった彼女の米雑誌「グラマー」南アフリカ版での最新インタビューの一部をご紹介したい。頂点を極めた彼女ならではの含蓄のあるメッセージは、運動する意味を改めて考える良いきっかけになること間違いなし！

（キム・カーダシアンに大臀筋＆下半身ワークアウトを指導中のセナダ・グレカ。）

普段から実践している運動と食事内容は？

セナダ・グレカ：「ワークアウトは主にダンベル、ケトルベル、バンド、およびボディウェイトです。週に2〜3日、脚に焦点を当て、上半身に2日、そして週1回はフルボディのトレーニングに集中するのが気に入っています。日曜日には腹部を中心にトレーニングし、サイクリングや長い散歩などの楽しいアクティブな運動を取り入れます。

食事に関しては、毎日十分なタンパク質を摂取することに重点を置き、炭水化物と脂質で残りの栄養素を補うという感じです。」朝食には卵などタンパク質をたっぷり加えたオートミール。昼食は卵、七面鳥、魚などのタンパク質と青菜を欠かさないと語る。

ワークアウトで絶対に欠かさないことは？

「常に正しいフォームを意識しています。エクササイズが始まっているときでも、エクササイズの準備をしているときでも、常に正しいフォームを忘れないようにします。それからマインドマッスルコネクション（鍛えている筋肉を意識すること）も忘れません。」

運動を続けるコツは？

「運動は人生と切り離せないものだと信じています。私たちは活動するため、動くために生まれてきたのです。だから、運動を楽しく、面白く、そして持続可能なものにするよう人々に勧めています。運動や栄養がつまらなくなり、単調になってしまうから、多くの人が挫折してしまうのだと思います。私たちは常に成長を求める必要があると思います。つまり、コンフォートゾーンから押し出されるような新しい動きに挑戦したり、普段食べているものとは違う新しいレシピを見つけてみたり、日課を変えることが重要です。」

体を鍛え、健康維持する上で、一番必要なことは？

「毎日、まずは目の前の課題に取り組むことを焦点に置くよう（クライアントには）伝えています。私は今を重要視しています。過去や未来を考えることで不安になってしまうということがあります。今に集中し、最初のステップに焦点を合わせ、一歩一歩進むこと、そして辛抱強く進むことに集中すれば、残りのことは自然にうまくいきます。大きな未来の課題ではなく、体のメカニズムにフォーカスしてみてください。習慣ができれば、フィットネスも歯を磨くことと同じくらい重要になって、日常の活動から切り離せないと感じられるようになります。また、「なぜ体を鍛え、健康になりたいのか？」という心の声に耳を傾けてみてください。特定のサイズになりたいという欲求よりも、それ以上の目的が重要です。ほとんどの人は自分の家を大切にします。では、私たちが持っている唯一の真の家、私たちの身体も同じく大切にするべきではないでしょうか？」

出典：
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