腹筋が弱いから反り腰になり腰が痛くなる!お腹を鍛えながら反り腰を改善する『背中押し腹筋』

 腹筋が弱いから反り腰になり腰が痛くなる!お腹を鍛えながら反り腰を改善する『背中押し腹筋』
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伊藤香奈
伊藤香奈
2024-03-29

反り腰の人は骨格の位置により腹筋の力が日常から抜けていることが多いと言われています。そのため、反り腰とお腹ぽっこりはセットで起こることが多いです。自分が反り腰か分からない…という方も腰痛やぽっこりお腹にお悩みなら、今回ご紹介するエクササイズをやってみてください!

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反り腰の人は腹筋が弱い?

反り腰の人は骨盤が前に傾く前傾という骨盤のポジションなります。骨盤が前傾してしまうと、体はなんとかして全体のバランスを取って重心を保とうとして、肋骨も前に突き出し、アゴも前に出し、首の後ろはつぶれるという姿勢になりがちに。

反り腰
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しかし、これだと腹筋の力が抜けやすい姿勢のため、日常からお腹に力が入りづらく体幹が使えていないため体が疲れやすくなったり、様々な不調を引き起こしたり、痩せづらい体になってしまいます。

腹筋が弱いなら腹筋運動をすればいいの?

反り腰の改善には腹筋運動も効果的ですが、反り腰の状態のまま一般的によくある腹筋運動(仰向けになり上半身を起こすような腹筋)を行うと、首が痛い、体が起こせない、呼吸を止めて勢いで体を持ち上げてしまう、腰を反ってエクササイズしてしまうなど、つらい割には効果が出ないトレーニングになってしまう場合があります。

ですので、まずは反り腰を改善することが優先です。たくさんあるエクササイズの中から反り腰を意識しながらできて、かつ腹筋にも効果があるというトレーニングを選ぶようにしましょう。

お腹を鍛えながら反り腰を改善する「背中押しエクササイズ」

今回ご紹介するエクササイズは反り腰を改善しつつ、腹筋も鍛えられるエクササイズです。

下後鋸筋
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具体的には、みぞおちの裏側~腰の上部、背中側の肋骨下部あたりを意識し、下後鋸筋(かこうきょきん)を意識して使います。

<やり方>

1)仰向けになり両膝を立て、左膝を両手で抱える

背中押しエクササイズ
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2)息を吐きながら、腹筋を使いながらおでこと左膝を近づける

3)息を吸いながら姿勢を戻し、2)と3)の動き10回程度を目安に繰り返す

簡単なエクササイズですが、以下のポイントを意識するとより効果的です。

1)おでこと左膝を近づける際、右のお尻もこぶし1個分くらい持ち上げると、背中が丸まりやすいです。この時、背中の真ん中~下部(下後鋸筋)でマットを押すようにしましょう

2)腰よりも少し上部を押し付けるようにすると、背中を丸める力が養われ、反り腰を改善しやすくなります

3)腹筋に意識が行きがちですが、腹筋より背中をマットに押し付ける方を意識しましょう

▼ 動画でインストラクターと一緒にやってみよう!▼

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伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



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