【肩こり・腰痛の原因】無自覚「巻き肩」の人が急増中!?壁を使ってできる「肩の位置を戻すほぐし技」
デスクワークや家事をしているとき、肩に力が入り背中が丸まっていることに気づいたことはありませんか?巻き肩状態を放置したままだと、つらい肩こりや腰痛に繋がる可能性があります。お仕事の合間や家事の合間にサクッとできる「巻き肩予防ストレッチ」をご紹介します。
巻き肩とは
巻き肩とは、真横から見た時に肩が前方に出て、内側に入り込んでいる状態のことを言います。
巻き肩チェック!
・鏡で姿勢を横から見た際に、肩が耳よりも前に出ている
・仰向けに寝た際に床に肩がつかない
スマートフォンを長時間見ていたり、デスクワークが多く腕が内側に閉じている姿勢が長いと、首が前に傾き、肩が内側に入り込む「巻き肩」になります。巻き肩になると、胸の筋肉(大胸筋)が硬くなり、肩甲骨周辺の筋肉が引っ張られます。放置したままだと背中がどんどん丸くなり、猫背へとつながってしまいます。
巻き肩が引き起こす不調
・肩こり、首こり
・腰痛
・太りやすくなる
・疲れやすい
・ネガティブ思考になる
巻き肩の姿勢を続けていると、胸の筋肉や肩甲骨周りの筋肉が硬くなります。すると血液循環が悪くなり、肩こりや首こり、腰痛を引き起こします。他にも代謝が下がることで疲れやすくなったり、太りやすくなるなどの不調も出やすくなります。
巻き肩や猫背の姿勢のままでいると、気持ちの面でもマイナスになりやすいと言われています。
例えば、気持ちがポジティブの時は自然と胸を張っていますよね。しかし、気持ちが沈んでいる時の身体は肩が前に入る巻き肩や猫背の姿勢になりやすいと思いませんか。
空き時間に巻き肩予防!壁を使ったヨガストレッチ
巻き肩の予防には、硬くなった胸の筋肉(大胸筋)のストレッチと前方に引っ張られて外側に広がってしまった肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉(菱形筋)を使うことが大切です。
①身体の右側に壁がくるように立ち、両脚を前後に開きます。右手のひじを90度に曲げて真横の壁に手をつき、身体を前に倒します。体重をかけながら胸や肩周りのストレッチをします。
②身体の半回転させて、今度は体の左側に壁がくるようにして、同様に行います。
動画からも確認できます
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く