巻き肩を改善して万年肩こりを根本改善!肩甲骨3ステップストレッチ
「いつも肩がこっている」「肩・首の疲れが取れない」そんな肩こり・首こりのお悩みを感じていませんか?温めたり、マッサージしたりと色々とやってみても変わらない、その理由は巻き肩にあるかもしれません。今日は肩・首こりの原因である巻き肩を改善する3ステップストレッチを紹介します。硬くなった肩を柔らかくするところから始め、無理なく肩を開きます。根本から肩こりを改善したい方におすすめです。
巻き肩は疲れが肩に蓄積しやすい状態
肩や首のこりに悩んでいる方の姿勢を見ると、肩が内側に巻いている「巻き肩」の状態になっている方がとても多いです。この巻き肩は、胸が縮み、まるで背中を背負っているような姿勢になります。結果、何もしなくても肩や首、背中に負荷がかかってしまい、なかなか疲れが取れません。
肩こりに困っている方は、マッサージに行ってみたり、温めてみたりと色々なことを試してみていると思いますが、それだけでは効果が感じられないのは当然です。まずは巻き肩を開いて、肩こりになってしまう根本的な原因を改善してもらいたいと思います。
今回は、巻き肩によって肩周りが硬くなってしまった人でも無理なくストレッチしてもらえるように3ステップで行っていきます。力を抜いて肩を動かし、肩周りをほぐしてから肩甲骨にアプローチし、巻き肩を開いた姿勢へ持っていきます。最初から完璧に肩が開くことはありません。段階を追ってストレッチをするごとに肩の開きが感じられるでしょう。
巻き肩が改善すれば、肩や首のこりが解消されるだけでなく、胸が開いて呼吸がしやすくなったり、バストアップの効果も期待できます。肩こりを根本改善したい方はぜひ取り組んでみてくださいね。
巻き肩を改善して万年肩こりを根本改善!肩甲骨3ステップストレッチ
ステップ1)腕振りストレッチ
腕の力を抜いて前後に腕を振りましょう。肩の関節と背中の筋肉をゆるめます。30回を目安に行ってください。
ステップ2)巻き肩を開くストレッチ
親指を外側に開くような動きで肩甲骨を寄せます。20回を目安に行ってください。最初の10回は肩を開く意識で、次の10回は肩甲骨を寄せる意識で行いましょう。
ステップ3)背筋を縮めるエクササイズ
手のひらを開いて、後ろに遠く腕を伸ばします。背中が縮んで、胸が伸びている感覚を感じましょう。首が前に出ないように気をつけてください。20回を目安に行いましょう。
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AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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