腰痛は現代人に急増中の「あの姿勢」が原因かも…〈スウェイバック改善〉腰痛が軽くなるストレッチ
夕方、仕事が終わる頃になると腰が痛い…。そんな風に感じている方は、無意識のうちにお腹を前に突き出す姿勢になっているかもしれません。今回は姿勢を改善して腰痛緩和だけでなく、お腹痩せにもつながるストレッチをご紹介します。
腰痛でお悩みの方は姿勢が悪い
猫背が良くないと分かっていてできるだけ姿勢よく過ごそうと思っていても、気づいたらまた猫背になっちゃってる…という方が多いと思います。私たちの日常生活での癖は長年蓄積してきたものがほとんど。だからこそ当たり前すぎて自分自身では気づけないことがあり、知らず知らずのうちに身体を痛め、太りやすい姿勢を作り出しています。
日常の意識チェック
ご自身の日常生活を思い出してみて、以下に当てはまるものはありませんか?
● キッチンシンクにお腹をつけて洗い物をしている(エプロンやトップスのお腹部分が濡れている)
● 洗面台にお腹をつけて歯を磨いている
● 吊り革につかまった際、お腹を前に突き出している
● 子供やペットをお腹で支えて抱き抱えている
一つでも心当たりがある方は、スウェイバック姿勢になっているかもしれません。
スウェイバック姿勢とは
スウェイバック姿勢とは、足より骨盤が前方にスライドし、上半身は下半身よりも後方、そして頭は前方に突き出ている姿勢を指します。この姿勢は背中の上部が丸くなり、猫背姿勢になりやすく、体全体で大きなS時カーブを描いているように見えるのが特徴です。
本来であれば、骨盤の真上に肋骨が位置することで体幹部の支えが働きます。しかし、このスウェイバック姿勢では骨盤より肋骨が後方へ移動しているため、体幹部の支えがうまく働かず腰へ負荷がかかり腰痛になってしまうのです。体幹部の働きを促せるような姿勢にするため、背中の張りを取り除き、体のバランスを整えていきましょう。
スウェイバック姿勢改善!腰痛緩和ストレッチ法
体のバランスを整えるために、背中のストレッチをしましょう!
<やり方>
1)四つ這い姿勢になり、足指は立て、膝の間は骨盤幅に広げる
2)右手を左手の上に重ね、お尻を右かかとに向かって下げていく
3)手とお尻で引っ張り合い30秒キープ。呼吸は楽に続ける
4)反対も同様に行う
胸を床に近づける意識を持ち、腰を反らないように気をつけるとよりストレッチ効果を感じられます。このストレッチはベッドの上などでも行えるので気づいた時にササっとやってみてください。
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AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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