【股関節がみるみる緩む】足首をもむだけ!今度こそ180度開脚が成功する「開脚を深めるヨガ」

 【股関節がみるみる緩む】足首をもむだけ!今度こそ180度開脚が成功する「開脚を深めるヨガ」
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ずっと練習しているけどなかなか上達しないと、開脚ポーズを諦めていませんか?股関節の可動性に反した自己流の練習法を続けていると、上達しないだけでなく身体を痛めることがあるので要注意。ヨガ初心者でも身体が硬くても変化を感じられて、開脚ポーズを安全に深める裏ワザを美都くらら先生がレクチャーします。

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まずは「股関節」を硬くする生活習慣や姿勢を改善

「スムーズな開脚を妨げているのが、長時間の座り姿勢や運動不足、姿勢の乱れなどが引き起こす股関節の硬さです。大腿骨の内側に位置し5つの筋肉で構成する内転筋群は、腿を内側に寄せる股関節の内転という動きに関係し、脚を組むなど不適切な座り方をすると筋肉が緊張して股関節の動きに悪影響を与えます。また股関節の硬さは筋肉のみならず関節の損傷や疾患、骨の形状にも関係するので無理に動かすのは禁物。痛みなどの違和感が出ない範囲でストレッチやヨガのポーズを行ってください」(美都くらら先生)

内転筋群
イラストAC

鼠径部の反射区を刺激し、股関節の柔軟性を無理なくUP

「硬くなった股関節の柔軟性を取り戻すには、鼠径部の反射区にあたる足首まわりをマッサージするのが効果的です。リフレクソロジーでは臓器や器官とつながる末梢神経が集まる場所を反射区と呼び、鼠径部に呼応する反射区が足首になります。この部分をマッサージすると鼠径部の血流やリンパの流れが促進されて、周辺の筋肉がほぐれて股関節の柔軟性がアップします。1日1~2回を目安に実践し、身体が温まり筋肉がゆるみやすいお風呂上がりに行うのがおすすめ。また、開脚ポーズのプレワークとして取り入れても効果を実感できます」(美都くらら先生)

鼠径部の反射区を刺激

目的と効果: 鼠径部の反射区にあたる足首まわりをほぐし、間接的に股関節の柔軟性を高める。

 

〈やり方〉

1.床に座り右膝を立てる。両手の指の腹で右脚の外・内くるぶし下の溝の部分を捉える。

2.1で捉えた溝の部分に両手の指の第二関節を当てて、前後に動かして10秒ほどぐりぐりとほぐす。反対側も同様に。

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※クリームやオイルを使うと滑りがよくほぐしやすくなります。

〈プロフィール〉

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美都くらら先生

宝塚歌劇団を卒業後、ヨガインストラクターに転身。現在はYMCメディカルトレーナーズスクールにて全米ヨガアライアンスRYT200・500のティーチャートレーニングを担当。これまでに多くのヨガインストラクターを育成している。ヨガ・ピラティスを通して"自分を愛する至福の時間"をモットーに、セミナー開催やイベント登壇、雑誌メディア出演など積極的に活躍中。

▼Instagram:@kurara.mito
▼YMCメディカルトレーナーズスクールHP:https://ymcschool.jp/
▼国際ホリスティックセラピー協会 HP:https://ihta.or.jp/

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文/北林あい

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ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



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