【すーっと眠るための準備体操】上半身のガチガチを解消して疲れを手放す夜のチェアヨガポーズ3選

睡眠に悩みがある方におすすめの夜ヨガ

なかなかぐっすり眠ることができない…など睡眠にお悩みがある方も多いのではないでしょうか？対処法は様々ありますが、おすすめなのが眠る前に軽く体をストレッチする夜ヨガです。

寝る前にヨガをすることで体の余計なこわばりを取り除き、ゆったりとした呼吸ができるようになります。これによって副交感神経の働きが高まって心身ともにリラックスされます。

今回は誰でも簡単にできるに椅子を使ったヨガ＝チェアヨガをご紹介します。背中（背骨）を動かし背骨周辺を通る自律神経のバランスを整え、呼吸をしやすくなりますので、ぜひやってみてください。

心も落ち着ける夜のチェアヨガポーズ3選

背中をゆるめるチェアヨガ

背中を反らせたり丸めたりすることで、背中全体のこわばりを少しずつ取り除きます。

＜やり方＞

１）椅子に座って足を腰幅ぐらいに開く

２）腕を後ろに回して座面をつかみ、胸を引き上げて開いて、目線を斜め上に向ける

３）両手を正面に伸ばして指を組んで手のひらを自分の方へ向け、両腕をできるだけ床と平行に保つ。息を吐きながら背中を丸めてあごを引き、目線をおへその方へ向けて背中を丸める。

４）これらの動きを何度か繰り返す

背中をねじるチェアヨガ

背中が動きやすくなった後背骨をねじることで、背骨周辺を通る自律神経を優しく刺激して整えます。体側を伸ばす動きも加えることで、肋骨の横が広がって呼吸が深まり、心身ともにリラックスしやすくなります。

＜やり方＞

１）脚を横に開き、膝とつま先を外側に向ける。左手を左膝の内側に添え、右手を右の腰に

２）息を吐きながら上半身を右側にねじり、目線を右斜め上に向ける

３）上半身をねじった状態を保ったまま、息を吸いながら右の腕を頭上に伸ばし、吐きながら上半身を少し左に倒して右の体側を伸ばす

４）左の前腕を左の太ももに乗せ、3回ほど深い呼吸を繰り返す。息を吸いながら上半身を起こして右腕を下ろし、反対側も同様に行う

前屈チェアヨガ

最後は上半身の力を抜いて前屈します。前屈には腰や背中を伸ばす他に心を落ち着ける効果もあります。

＜やり方＞

１）両足の外側（小指側）を床につけ、膝を開いて足裏を合わせる

２）上半身を倒して足首かすねの辺りをつかむ。両腕は膝の内側に

３）首や肩の力を抜き、腰から背中にかけての伸びを感じて好きなだけキープ。終わったら頭が最後に起き上がるように、息を吸いながらゆっくりと上半身を起こしていく

床の硬さが気になる場合は、足の下にブランケットなどを置いてください。