【年々夏バテがひどくなる人に】だるい身体がすっきり!呼吸×動きで効かせる簡単チェアヨガ
太陽のパワーに圧倒されそうな夏が始まりましたね。高い気温や湿度の高さだけでなく、エアコンの効いた室内と外の気温の差にやられている人もいるのではないでしょうか? 身体がだるいと感じた時にすぐできて、やり終わった後は身体が驚くほどすっきりする、簡単チェアヨガのご紹介です。
今年も夏バテにご用心!
夏バテの症状として、夏の暑さに堪えて食欲がなくなることや、疲れがとれなくて全身がだるくなること、疲れやすくなること、などが挙げられます。そんな夏バテの原因は、自律神経の乱れにあり。
自律神経とは、身体機能の調節を行っており、交感神経と副交感神経のことを指します。水分が足りなくなると喉に渇きを感じさせ、水分補給を促してくれているのも、この自律神経の活躍によるものです。
自律神経の働きが年々ハードに
年々外の気温は上がり続けています。涼しくて快適なお部屋との外の気温差は広がり、より自律神経が身体機能を調節するためにハードに働かなくてはいけません。自律神経という、見えないものではありますが、私たちの身体や心までも助けてくれているのです。
自律神経を正常に保つには適度な運動が必要
そんな自律神経ですが、過労や睡眠不足などの疲労感のほかに、運動不足でも身体に不調をもたらします。また、便秘がちな人や汗をかかないという人も要注意。不要なものが排出しきれておらず、身体の不調へと繋がっている可能性もあります。下半身の筋力を使って血流を促し、身体を動かすことも大切にしていきましょう。
自律神経を整える「呼吸」の存在
呼吸は、唯一私たちが操作することができる「自律神経」だということを知っていますか? 人はストレスが多くかかっていると、浅く、短い呼吸になっています。反対に、落ち着いていてリラックスしている状態では、呼吸は深く、長く、そしてゆったりとしています。疲れているときこそ、呼吸を頼って心身をリラックスさせましょう。
呼吸を取り入れて夏バテを防ぐチェアヨガ
股関節を広げて下半身の血流を促す運動です。上半身を心地よく伸ばして、呼吸の入るスペースを広げていきましょう。
1.足裏をしっかりとつけ、椅子に腰かけます。
2.左脚を浮かして外側に広げます。この時に、膝を90度に曲げて、膝の真下にかかとがくるようにします。太ももの内側の筋肉・内転筋(ないてんきん)を意識しましょう。
3.左手のひじを左ひざの上に置きます。
4.息を吸いながら右手を上に高く伸ばし、吐きながら、身体を左に倒していきましょう。その時目線は伸ばしている手の方を見てください。
5.息を吸いながら身体を元に戻し、ひと息吐きましょう。
6.息を吸いながら左脚を浮かせ、吐きながら脚を閉じていきましょう。反対側も同様に行ってください。
詳しい内容は、こちらからご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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