【梅雨になぜ目が疲れるの?】更年期と梅雨の眼精疲労を快適に。ツボ押しケアと目にいい栄養
目の疲れに効く栄養素を積極的に取り入れる
目の疲れに効く栄養素の摂取も、目の疲れの予防に効果的です。
ルテイン
目にもともとある成分だとされているルテインは、強力な抗酸化作用をもつ栄養素です。ケール、モロヘイヤ、ほうれん草、小松菜、ケール、ブロッコリーなどの緑黄色野菜やアボガドなどに多く含まれています。
アントシアニン
アントシアニンは、ブルーベリーや黒豆、ナスなどの青紫や黒色の色の濃い野菜や食材に含まれています。目の網膜にある物質の再合成を促して、目の機能を改善するとされています。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、青魚(いわし、さば、あじなど)やナッツ類に多く含まれています。目の乾燥(ドライアイ)や眼精疲労を軽減する効果が期待できます。
ビタミンA
ビタミンAは、にんじんやかぼちゃ、レバーなどに多く含まれています。ビタミンAは目の乾燥を防ぐ、目の細胞の再生を助けるといった働きがあります。
ビタミンC
ビタミンCも目の健康に貢献します。オレンジやレモン、イチゴなどの新鮮なフルーツや、赤ピーマン、ブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。ビタミンCには抗酸化作用があります。
こうした栄養素は、食事からバランスよく摂取するのがいちばんです。難しいときはサプリメントを活用してもよいでしょう。ただ、過剰摂取には要注意です。また、何かの病気の治療中の場合は、かならず主治医に確認してからとるようにしてください。
目の疲れが続くときは受診を
目の疲れが続いたり、見えにくさなどが続く場合、実は病気が原因だったということもあります。「緑内障」「加齢黄斑変性」など、更年期のころから起こりやすくなる目の病気もあります。もし症状が長引いたり、症状がどんどん悪化するなど、気になることがあれば眼科を受診しましょう。
また、更年期のころからは定期的に眼科検診を受けることも大切です。視力低下の予防、病気の早期発見などにつながります。
毎年やってくる梅雨の時期、まずは自分でできるケア方法で、少しでも快適に過ごせるようにしたいですね。
ーーーーーーーーーーーー
NPO法人ちぇぶらでは、更年期をよりごきげんに快適に過ごして行くためのヒントやアイデアを発信しています。更年期の症状別の対策ケア方法や更年期の体験談など気になる方は、ホームページ、YouTube公式チャンネル、Voicyをチェック! YouTube公式チャンネル更年期ケアの「ちぇぶらチャンネル」、Voicy 40代が美しく健康になるラジオで検索してみてくださいね。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く