閉経を迎えた50〜60代女性120名に聞いた【閉経して良かったこと】TOP5とは
更年期と聞いてイメージするのは何でしょうか?イライラしている、のぼせて汗をかいている…そんなイメージを持つ人が多いと思いますが、実は肩こりや頭痛、疲れやすさも更年期症状なのです。そんな"知られざる更年期"について、更年期の方に向けたサービス「よりそる」を運営する高本玲代さんが綴るコラム連載です。高本さんご自身もまさに更年期世代。わかりやすい不調だけではない更年期の影響について、体験を交えてお話しいただきます。
閉経というものに、どんなイメージをお持ちでしょうか?
私は更年期の方に向けたサービスを運営しています。また、私自身もSNSを持っており、そこには更年期に悩む女性たち、閉経を迎えた女性たちが多くフォローしてくれています。以前、閉経して良かったこと、嬉しかったことについて、ユーザーやフォロワーの皆さん(120名)に聞いたところ、下記のような回答が得られました。私はミレーナを入れており、月経が来ない状態でとても快適なので、気持ちはとてもよくわかります。
ランキング形式でご紹介します。
5位:白い洋服が着れるようになった
閉経前は月経の周期も不規則になり、「いつ生理が来るかわからない」ということから白いパンツや薄手の服を着るのはとても勇気がいります。
閉経後気にせず着れるようになったのはとても嬉しいということです。
4位:妊娠を気にせず良くなった
閉経前は妊娠リスクが全くなくなるわけではありません。避妊の必要がありますが、そのリスクがなくなることなど、気にしなくてよくなる点については良かった、という声がありました。
3位:経済的負担の軽減
生理用品や鎮痛剤、ピル、などからの解放により経済的コストを削減できるようになった、という喜びの声があります。
2位:月経の時期を気にせずスケジュールを立てられる
温泉に行く、プールに行く、などは色々月経のことを考えなくてはいけなかったのですが、そういったことを一切気にせず予定が立てられるようになるというのはメリットという方が多かったです。
1位:月経の不調がなくなる
PMSや月経痛、様々な不調を感じている方にとっては大きなメリットです。子宮筋腫を気にされている方も、閉経から筋腫は小さくなるのでそういったメリットもあります。
閉経後、月経の悩みから解放されるという方がおられる一方、閉経後から不調になられる方もおられます。
そういった方は現在様々な治療法がありますから、きちんと医療につながっていきましょう。また、そのタイミングで環境の変化やストレスから体調を崩す方もおられます。医療以外の面での様々なサポートも当社よりそるでは行っています。
上手に様々な外部サービスを利用しながら、閉経後5年続く更年期の不調を乗り越えていってくださいね。
AUTHOR
高本玲代
フェムテック起業家・社会活動家。自身のウツや更年期の経験から更年期女性のケアプロ グラム「よりそる」を立ち上げる。東京都をはじめとする自治体やポーラをはじめとする 企業向けに研修を実施。NHKをはじめメディア掲載50社以上。「がんばらない更年期」 についてYoutube「更年期アカデミー よりそる」で発信中。
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