【パンパンのむくみ脚の原因は…脚の付け根の硬さにあり?】脚痩せにも効果大「腸腰筋ストレッチ」
「夕方には足がパンパン」「足が万年太くて悩んでいる」あなたはこのようなむくみに悩んでいませんか。それ『腸腰筋の硬さ』が原因かもしれません。今回は脚のむくみがすっきりとれる腸腰筋ストレッチを紹介します!
むくみの原因
まずはむくみの原因について解説します。あなたはどれにあてはまるでしょうか?
【日本人に多い】塩分の摂りすぎ
塩分を摂り過ぎることで、体内のナトリウムが過剰になります。ナトリウムは水分を保持するはたらきを持っているため、塩分を過剰に摂ることで余分な水分が溜まってしまいむくみにつながる可能性があります。
【女性に多い】ホルモンバランスの変化
妊娠中や産後、生理前後などでホルモンのバランスが変化する際にむくみやすくなります。
エストロゲンやプロゲステロン、アルドステロンといったホルモンが関係し、体内に水分を保ちやすくなったり、血管を広げたりすることでむくみにつながる可能性があります。
【デスクワーカーに多い】運動不足
運動不足や同じ姿勢が長時間にわたり、続いていると血液やリンパの流れが悪くなりむくみにつながります。
また運動不足の結果、筋肉が硬くなったり姿勢が悪くなることで、さらに血液やリンパの流れを悪化させている可能性があります。
デスクワークで動く時間が減っている現代人でとても多い原因の一つです。
その他
もし急激にむくみが悪化する、痛みがある、体重が増えるなどの場合には、上記の原因以外の可能性があります。
そのような場合は、心臓や腎臓、血管が関係していることもあるため病院を受診しましょう。
むくみと腸腰筋の関係
デスクワークの多い現代人でよく見かけるむくみの原因は、運動不足による腸腰筋の硬さです。
この腸腰筋の周りには、下半身につながる大きな血管やリンパ管が通っています。
腸腰筋が硬くなることで圧迫して流れが悪くなったり、腸腰筋が硬くなるのと同時に血管やリンパ管自体も硬くなっている可能性もあるのです。
むくみをスッキリさせるための腸腰筋ストレッチ
運動不足で座っている時間が長く、むくみやすいという方はまずは腸腰筋や血管、リンパ管の柔軟性をあげていきましょう。
⒈前後に足を開き、膝立ちになります
⒉後ろの足に体重を残したまま
⒊後ろの足の股関節(前側)を伸ばします
*反対側も同様に行いましょう
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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