垂れ尻を桃尻に!【寝たまま1分】脚を開閉するだけでお尻と内ももにググっと刺激が届くエクサ
横に広がって垂れてしまったピーマンのようなお尻…。気になっている人はいませんか?丸くて美しい桃尻に変えるには、お尻の筋肉を鍛えることはもちろん、もう一つ意識したい筋肉があります。それは内ももの筋肉(内転筋)です。今回は、寝たままたった1分で効く!桃尻を目指す「内転筋エクササイズ」のご紹介です。
四角くて横広がり、そして垂れている…通称「ピーマン尻」の特徴とは?
運動不足、筋力の衰え、下半身の筋肉をあまり意識して使えていない人に多いと言われるピーマン尻。どんな特徴があるのでしょうか?
●横に広がっている
●お尻の下に脂肪がついて垂れている
●全体的な見た目が、丸より四角に近い
●お尻の高一番高い位置が下がり気味
●張りがない
いかがでしょうか?いくつか当てはまってしまった人はピーマン尻、もしくは予備軍の可能性も…。
内転筋を鍛えるとピーマン尻から桃尻になれるのはなぜ?
ピーマン尻から脱出するには、お尻の大きな筋肉「大殿筋」やその下にある「中殿筋」はもちろん、それだけではなく、内腿の筋肉「内転筋」を鍛えることも大切です。内
転筋は太ももの内側にある筋肉。大内転筋、小内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋、恥骨筋の6つの筋肉から構成されるため、まとめて内転筋群と呼ばれることもあります。
主に、脚を閉じる時に働きますが、次のような流れから、衰えるとピーマン尻になりやすいと考えられています。
内転筋が衰えると骨盤が後ろに傾きやすくなる
→姿勢が乱れ、腰が丸まる
→おしりの筋肉が使えなくなる
→お尻のトップが下がる
→横に広がり、垂れ下がる
→丸みがなくなりピーマン尻になる
内ももは普段の生活ではあまり使われず、ゆるくなりがちな部分。桃尻を目指すには、まず内転筋を衰えさせないように意識を向けること。そして、しっかり使う必要があるのです。
寝たままたった1分!内転筋を鍛えるエクササイズ
やり方
1)仰向けになり、手のひらを下にして、体から少し離した楽な位置に腕を下す
2)両脚を床から持ち上げ、90度を目安にまっすぐ天井方向に伸ばす
3)腰を床に下したまま安定させ、息を吸いながら脚を大きく開く
4)息を吐きながら脚を閉じ、内ももを寄せ合う意識をしながらクロスさせる
5)左右交互に、脚を開閉してクロスさせる動きを1分間繰り返す
ポイント
膝を伸ばすことが難しい場合は、軽く曲げてもOK!
ターゲットは内転筋です。内ももへの意識を忘れないようにして行いましょう。
腰がぐらついたり、体勢がぶれたりする場合は、お尻の下にブランケットなどを敷いて安定させましょう。
今回はピーマン尻を桃尻に変えるエクササイズとして紹介しましたが、内転筋を鍛える効果はそのほかにもたくさんあります。内腿のたるみやむくみ、下腹部を引き締めてぽっこりお腹解消など、気になっていた他の部分も、全部まとめてスッキリさせることができます!まずは1分間、慣れたらもう少し長く続けてみて、体に起こる変化を楽しみましょう。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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