ちょっとキツイけど５分で終わる！【腰肉を落として後ろ姿美人に変身】脚を倒すだけエクササイズ

腰周りをスッキリさせたいなら「広背筋」を意識

広背筋は上半身の筋肉のなかでも大きな筋肉で、背中の中央付近から脇の下、上腕骨にかけて位置しています。広背筋は上部と下部で筋肉の働きがやや違うのですが、下部は腕を前に出した状態から引き寄せたり、体幹を左右に曲げる・伸ばす際の運動で使われます。

実は「腰のもったり肉」はこの広背筋の筋力低下が原因です。

腰にお肉がつく理由

日頃の運動不足、加齢などで筋肉量が減ってくると、筋肉の張りがなくなり「たるみ」となります。また、筋量が減ると基礎代謝も低下。脂肪がつきやすい体にもなってしまいます。他にも、お腹や腰周りは、冷えや刺激から体を守るために脂肪がつきやすい部分。油断するとすぐにお肉がついてしまいます。

腰肉を落とすために

広背筋を鍛える以外にも、日常生活で意識したいことがいくつかあります。広背筋トレーニングと合わせれば、より効率よく腰肉やお腹がすっきりしますよ。

・運動をして消費カロリーを上げる

基礎代謝を高めるために効果的なのはやはり運動。日常的によく動かしている部位は脂肪がつきづらいので、ストレッチやヨガ、筋トレなど無理なくできそうなものから始めてみましょう。

・体の歪みを整える

特に骨盤が歪んでいると姿勢が悪くなりやすく、お腹や腰周りが十分に動かなくなります。骨盤矯正のためのストレッチやヨガを行うことで姿勢が改善し、基礎代謝向上にもつながります。

・バランスの良い食事で摂取カロリーを減らす

食生活の見直しも大切。運動と合わせて正しい食事をすることで、スッキリとしたウエスト〜ヒップラインを手に入れられます。

腰肉すっきりエクササイズ

ちょっとキツイけど、腹筋や背筋エクササイズをするよりも効果が出やすいエクササイズを紹介します。ポイントは、反動を使わずお腹の奥からの動きを意識しながらゆっくり行うことです。

(1) うつ伏せになり両ひじを肩の真下につく。両手は軽くつないで、両膝をくっつけて膝を曲げる。

(2) お腹に力を入れて、息を吐きながら揃えた両脚を左に倒す。息を吸いながら両脚を元の位置に戻し、息を吐きながら今度は右に倒す。腰が反れないように気をつけて。

(3) お腰と脇腹が気持ち良く伸びるところまでを目安に、呼吸に合わせて左右交互に5〜10回程度行う。脚を倒す時はひじが浮かないように注意。

動きの詳細は以下からも確認できます。