下腹ぽっこり・浮き輪肉…なぜ?【短時間で解消】くびれ復活に効果絶大トレーニング
お腹の中でも、下腹部がぽっこりして気になる…その原因はさまざま。改善するにはどうしたら良いのでしょうか?
下腹がぽっこりする原因
①内臓脂肪
人は食事などから摂取した糖質や脂質を体内で消費し、活動エネルギーを生み出しますが、エネルギーとして使われなかった栄養素は脂肪として蓄えられます。このうち、胃や腸といったおなかを中心とした内臓のまわりに蓄積した脂肪を「内臓脂肪」といいます。内臓脂肪が増えすぎると、高血圧や高血糖などの生活習慣病のリスクを高めてしまいます。
②皮下脂肪
皮下脂肪は、おもに皮膚のすぐ下にある皮下組織に蓄積する脂肪です。 特にお尻や太ももなど下半身につきやすいです。食生活の見直しや運動を積極的に行っていく必要があります。
③筋肉の衰え
内臓を支えている筋肉は、日常生活ではあまり使われない筋肉です。また、年を重ねることで筋肉は少しずつ衰えていきます。筋肉が衰えると、内臓の重さを支えられなくなってしまい、下腹がぽっこりと出てしまいます。
④姿勢不良
背中が丸くなり、頭が前に出る【猫背】、お腹が前に突き出た【反り腰】は、下腹ぽっこりにつながる原因になります。腹筋など、お腹まわりの筋肉が弱っていると姿勢が悪くなりやすいため、筋トレやストレッチなどのトレーニングで改善が必要です。
⑤骨盤の歪み
長時間座りっぱなしでパソコンやスマホに向かうなど、前傾姿勢が続くと、骨盤の歪みの原因に。すると内臓が本来の位置に収まることができず、下がってしまい下腹部が出ているように見えてしまいます。足を組む、片脚に重心をかけて立つ、背中を丸めて座るなどの癖がある人も注意しましょう。
④便秘
お腹に「張り」を感じていたり、お通じの頻度が少ない、おならがよく出るなどの場合は、腸内に溜まった便がお腹をポッコリと膨らませている可能性があります。
下腹ぽっこりを解消してお腹をへこませるためには、体を動かすことが大切です。下腹ぽっこりだけではなく、冷えやむくみ、便秘の解消にもつながります。日常生活の中でも、姿勢を意識する、座りっぱなしにならないようにする、できるだけ歩く、階段を使うなど、こまめに動くことを意識しましょう。
お腹引き締めトレーニング
・両膝を立てて座り、内腿同士を押し合う。手を前に伸ばし、上体を後ろに倒す。余裕があれば脚を床から持ち上げる。さらに余裕があれば脛と床が平行になるところまで脚を持ち上げる。深い呼吸で30秒から1分キープする。膝を曲げたまま、上体を前に倒して休む。
・両膝を立てて座り、内腿同士を押し合う。手を前に伸ばし、上体を後ろに倒す。手を組み、左右の床を交互に触る。20回目安に繰り返し、膝を曲げたまま、上体を前に倒して休む。
・肘を床につき、お尻で軽く指先を挟むようにする。両膝を胸へ引き寄せ、片足を伸ばす。この時、伸ばす足は床から浮いた状態で、引き寄せている膝はできるだけ胸の方へ。左右交互に、20回目安に繰り返す。仰向けになり、両膝を抱えて休む。
・仰向けから、両手を頭の後ろへ。頭を持ち上げ、対角線上の肘と膝を引き寄せる。反対の足は伸ばし、床から浮かせる。左右交互に、20回目安に繰り返す。仰向けになり、両膝を抱えて休む。
※動画で動きを確認したい方はこちら
- 姿勢
- ダイエット
- 脂肪燃焼
- 食生活
- 筋力
- お腹ヤセ
- デスクワーク
- 過食
- 骨盤の歪み
- 体脂肪
- 姿勢改善
- ぽっこりお腹
- 運動不足
- 生活習慣の乱れ
- お腹痩せ
- スマホ依存
- 悪い姿勢
- ポッコリお腹
- お腹ポッコリ
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く