太って見えるのは【ぷよぷよ腰肉】のせいだった|1回3分の下半身すっきり骨盤ストレッチ
ダイエットを心がけていても下半身ばかりが太ってしまうのは、「骨盤のゆがみ」が原因かもしれません。特に腰回りのもたつきが気になるという人には、今回紹介する骨盤ストレッチがおすすめ。骨盤周りの筋肉にトータルでアプローチできるので、腰肉がすっきりするだけでなく、骨盤のゆがみ補正や腰痛の予防や改善にも効果的です。
腰肉と骨盤の関係性は?
食べ過ぎなどによって身体全体に脂肪がつく太り方と違い、腰回りだけが特に気になるという人も少なくないかと思います。腰回りに脂肪がたまる原因の一つとして「骨盤のゆがみ」が考えられます。骨盤がゆがむことで血流が悪くなり、脂肪が溜まりやすくなるのです。また、股関節周りやお尻の筋肉も硬くなるため、それも下半身全体のもたつきに繋がります。
骨盤のゆがみは大きく3パターン
骨盤のゆがみパターンを3つ紹介します。これらは単体で起こる場合もありますが、複数のパターンが組み合わさる場合がほとんどです。日頃から脚を組んで座ったり、片足に重心を乗せて立つ癖がある人は、なるべく意識して改善しましょう。
前後の傾きによるゆがみ
骨盤が前傾していると腰椎のS字カーブが正常よりも反り返った状態になり、下腹がぽっこりと出るような姿勢になります。反対に骨盤が後傾してると、腰が丸まって猫背の姿勢になりがちです。これらは骨盤周辺の筋力不足によるもので、年配の方に多く見られるパターンです。
左右の傾きによるゆがみ
お尻や脇腹の筋力の左右差などによって、骨盤が左右どちらかに傾いたゆがみ方です。そのままにしておくと、左右で脚の長さが変わったり、筋肉や脂肪のつき方が変わってきます。またゆがみによって筋肉が緊張しやすく、身体の左右どちらかの腰や肩に痛みを感じるなどの不調にも繋がります。
開いてしまうゆがみ
脚を組んで座ったり、あぐらをかいて座る時間が長いと骨盤周りの筋力が衰えて、開きやすくなってしまいます。骨盤が開きすぎていると内臓が下垂しやすく、下半身のもたつきにつながります。
骨盤周りを整えるメリット
・身体の歪み改善
・下半身太り解消
・姿勢改善
・代謝アップ
・血行促進
座ったままできる!骨盤ストレッチ
骨盤周りの筋肉に満遍なくアプローチできるストレッチをご紹介。床に座ったまま簡単に行えるので、幅広い年代の人のトライしていただけます。
①あぐらの姿勢で座ります。左足を右足の前に出し、手のひら一枚分ほど遠くに左のかかとを置きます。
②息を吐きながら前屈し、左のお尻がじわじわ伸びるのを感じながら数呼吸キープします。
③床に座り、両膝を曲げ、左脚の上に右脚がくるように脚を組みます。そのとき両膝が縦に並ぶように深く組みましょう。
④かかとをお尻で踏まないように気をつけて、両方のお尻を均等に床へ下ろします。
⑤左腕を上に伸ばし、身体を右側へ倒します。腰の外側がじわじわ伸びるのを感じましょう。
※両膝を縦に並べることが難しい場合は、左脚は曲げずにまっすぐ伸ばしても構いません。反対側も同様に行いましょう。
⑥床に座り両膝を開いて、足の裏同士を合わせます。
⑦合わせたかかとをなるべく前に出して、両腕を脚の内側からくぐらせひじを床へつけます。上半身の力を抜いて前に倒し、ストレッチを深めましょう。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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