【腰回りの浮き輪肉に悩んでいる人必見】落ちにくい腰肉がすっきり!効果絶大「お腹痩せストレッチ」
腰まわりの贅肉が浮き輪のようにグルリと一周する【浮き輪肉】。なぜそこに贅肉がつき、なぜ落ちにくいのでしょうか? その原因の解説と、すっきり落とすトレーニングをお届けします!
浮き輪肉の原因
ストレス
コルチゾールというホルモンをご存知ですか? コルチゾールは、ストレスを受けると副腎から分泌される抗ストレスホルモンの代表格。ストレスに対抗してカラダを守るために、血圧を上げたり、糖質や脂質を分解してエネルギーとして利用しやすくしたりする性質があり、短期的には体脂肪の分解を進めてくれます。しかし、ストレスが慢性的になり、コルチゾールがダラダラと出続ける状況になると、浮き輪肉ゾーンを含む、カラダの中心に体脂肪が蓄積する「中心性肥満」に陥りやすくなります。
姿勢不良
デスクワーク中や、スマホを見ている時。気がつくと、だらりと背中を丸めた姿勢になっていませんか? この崩れた姿勢の時は、お腹も背中も筋肉がだらけている状態です。筋力が衰え、腰回りがゆるんでその部分に脂肪がつきやすくなってしまいます。すると、腰やお腹などに脂肪がつき、浮き輪をつけたような大きな腰周りになってしまうのです。
骨盤や股関節の歪み
骨盤が歪むと、骨盤の中に収まっている内臓が正しい位置にいられなくなり、ぽっこりお腹や腰周りがぼてっとする原因になります。骨盤や股関節の歪みは、内臓だけでなく、身体全体の血流や筋肉の働きにも悪影響が出ます。血流が悪くなると代謝もスムーズに行われなくなり、身体に取り込んだ食べ物のカロリーを上手に消費できなくなってしまいます。
お腹周りの冷え
特に女性に多いお腹や腰周りの冷えは、冷えている部分の血流を滞らせてしまい、血流の悪さは基礎代謝の低下に繋がります。つまりお腹周りが冷えると、脂肪がつきやすくなるのです。腰周りがぷよぷよしていて、お腹周りがいつも冷えている人は、基礎代謝の低下が原因かもしれません。
女性ホルモンの影響
腰周りのお肉が、女性の方が男性よりもつきやすいのは、女性ホルモンの影響を受けやすいこともあげられます。更年期になると女性ホルモンの分泌量が大きく減少します。女性ホルモンのエストロゲンには内臓脂肪の蓄積を防ぐ効果があるので、その分泌量が減ってしまうことで、内臓脂肪がつきやすくなってしまいます。
【浮き輪肉撃退ストレッチ】
腰周りにある筋肉をほぐし、血流を促します。
①立て膝になり、右膝の延長線上に左足の土踏まずがくるように左足を横に伸ばします。
②左手のひらを天井に向け太ももに添えます。右手を持ち上げ、上体を左へ倒します。深い呼吸をしながら30秒キープします。
③上体を戻して右手を床に下ろし、息を吸いながら左手を天井から頭の先へ伸ばして体側を伸ばします。深い呼吸で30秒キープし、上体を真ん中に戻します。
④胸の前で手を合わせて合掌し、吸いながら手を持ち上げ、吐きながら上体を左へ倒します。深い呼吸で30秒キープし、上体を真ん中に戻します。
【賢者のポーズ】
脇腹を鍛えながら体幹も強化します。
①先ほどのポーズから続きます。右手を床につき、しっかり床を押します。
②左足の下に右足を入れ、かかとを蹴り出すようにします。左手を天井へ伸ばし、深い呼吸で30秒キープします。ここまでを流れで行い、反対側も同様に行いましょう。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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