すねの外側が張る人、よく足をひねる人やってみて【1本のペン】で変わる!足裏アーチを調整する方法
「夕方になるとすねの外側が張る」「よく足をひねる」そんな経験はありませんか?これらは足裏のアーチが落ちていることが原因で起こります。今日はペン1本であなたの重心位置を整える方法をお伝えします!
足裏アーチは体の土台!
足裏には3つのアーチがあります。
①母指球ーかかとを繋ぐ土踏まずのライン<内側アーチ>
②小趾球ーかかとを繋ぐ縦ライン<外側アーチ>
③母趾球ー小趾球を繋ぐ横ライン<横アート>
アーチがあることで重心が保たれ、体が倒れずにバランスが取れるのです!特にすねの外側が張る、親指側が浮いてグラグラする方は、②の外側アーチが落ちていることが考えられ、体重をかけると小指側ばかりに乗ってしまうのです。
外側アーチを復活させるには?
足は片足28本の骨で構成されています。小さな足の中に28本は驚きですよね。足は足首で回すだけでなく、足単体でもひねったり、指を動かしたりと実はさまざまな方向に動かせるのです。
その中の一つ立方骨(りっぽうこつ)という骨が外側アーチ復活の鍵。立方骨は体重が乗った時や歩く際、周りの骨と共に衝撃を吸収する役割があり、立方骨の位置が外側アーチの高さを左右します。足裏の筋力低下・日常生活のクセなどにより立方骨が下がり、”外側アーチが落ちる”ということに繋がってしまうのです。
そして、アーチが落ちる影響はスネの筋肉、腓骨筋(ひこつきん)にも影響が及びます。腓骨筋はスネの横側にあり、膝下の外側-外くるぶしの下-足裏と長く繋がっています。外側アーチが落ちると、腓骨筋を常に引っ張っている状態になるため長時間の歩行や立ち仕事などで外側のスネが張ってくると感じることが多いのです。
スネの張りのせいで、膝下が太くなっている方もいるので、まずは下がった立方骨を持ち上げて外側アーチを取り戻しましょう!
外側アーチ上げをやってみよう
準備・・・サインペンなどの直径1cm程度のもので踏んでも壊れないものを使用(アイライナーなども可)
①立ち姿勢で、足は腰幅に開く。外くるぶしの指1本分前にペンを差し込む
ペンを差し込む目安は内側から突き出ないように、足裏の中央部分まで
②両手を腰に当て、スクワットを10回行う
ペン部分を含めた足裏に体重をかけ、足指が浮かないように意識
反対も行う
1本のペンが下がった外側アーチの「立方骨」にダイレクトにアプローチ!スクワット後、ペンを抜き、足の親指側でも床を踏めている感じがあればバッチリです。
動画で確認してみる
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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