【あなたは反り腰?反り腰じゃない?】骨盤と肋骨を締めて反り腰を改善するショルダーブリッジ
様々な不調を引き起こす反り腰。「私は反り腰じゃないです」って思っている人もぜひ今回ご紹介する簡単チェックで反り腰の種を見つけ、エクササイズで改善していきましょう。
あなたは本当に大丈夫?簡単反り腰チェック
反り腰(腰が反った状態)だと、腰が痛くなったり姿勢が悪く見えたりと、体にも見た目にも良いことがありません。「私は大丈夫!」と思っていても、実は反り腰という方も少なくありません。
まずは簡単にできる反り腰チェックを行ってみましょう。
簡単!反り腰チェック
1)仰向けに寝る
2)両脚は伸ばし、身体は脱力する
3)バストの下に手を当ててみる
この姿勢になった時、バストの下・肋骨あたりがポコッと飛び出していたら反り腰の可能性があります。
反り腰を改善するには
反り腰は骨盤がゆるんで前傾し、また猫背などにより肋骨の下側が前と横に広がった状態です。
この歪みの状態を改善するには、寛骨(骨盤の左右の壁を形成する左右一対の骨)が後傾し仙骨(腰の中央、背骨の一番下に在る三角形の形をした骨)が前傾して締まっている状態、肋骨は前と横だけでなく背中側にも360度呼吸が入る状態であることが理想です。
今日は骨盤と肋骨を正しい状態にし反り腰を改善するエクササイズをご紹介します。
反り腰改善ショルダーブリッジ
やり方
1)仰向けに寝て膝を立てる。膝の角度は90度よりも広くする。足の間はこぶし一個分。両手はハの字に開いて手のひらは床に置いておく。
2)ゆっくり呼吸しながらおへそをお腹の中に引き込むようにして骨盤を後傾させ、恥骨を天井に向ける。両手と両足で床を押しながら、太ももの付け根を天井に持ち上げ始める。
3)太ももの付け根を天井の方向に持ち上げながら、みぞおちは床に戻そうとする姿勢をキープ。太ももの付け根は上向き、みぞおちは下向きにすることで引っ張り合いをしながらお尻を持ち上げていく。
4)みぞおちあたりまで背中が持ち上がったらその位置でストップし、息を吸う。次に、息を吐きながら再び太ももの付け根は持ち上げ、みぞおちは床に下ろし相反する力を働かせる。
5)この動きを何度か繰り返す。
太ももの裏側が収縮する感覚があり、お尻をアップした状態で息を吸う時に背中側に空気が入る感じがあればOKです。お尻を完全に持ち上げても肋骨の下がパカッと開かないようにするのがポイントです。ぜひやってみてください!
▼ 詳しい動きを確認したい方は、こちらの動画をご確認ください ▼
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
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