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反り腰の人は呼吸が浅い？自律神経を整えてストレスや不眠を改善する簡単「狭カウポーズ」

齋藤美紀子 2023-01-02

反り腰の人は呼吸が浅い？呼吸が浅いとイライラしやすくなったり、不眠につながることも。呼吸で自律神経を整えて師走の時期を快適に乗り切りましょう！

なんとなくイライラする…その原因は？

「呼吸の浅さ」かもしれません。呼吸は意識的にも、無意識でも行うことができる唯一の動作であり、自分がコントロールできる唯一の自律神経と言われています。
自律神経は、交感神経（アクティブ）と副交感神経（リラックス）のバランスが取れている状態が理想とされており、呼吸が浅い状態ばかりが続くと交感神経が優位になり、常に攻撃的でイライラしやすい心理状態になってしまいます。

特に忙しい師走、呼吸が浅く、自律神経のバランスが乱れている方は多いようです。

呼吸の浅さをつくる骨格とは

呼吸は肋骨と横隔膜の動きから生み出されています。しかし現代人は悪い姿勢などが原因で、いずれかの動きが制限されてしまい、十分に息が吸えない、吐けない状態であることが多いです。
十分に呼吸するためには、横隔膜は呼吸に合わせて上がる（リラックス）、下がる（収縮）を繰り返し、肋骨は360度開いたり閉じたりする必要があります。
しかし特に反り腰などが原因で、肋骨の下部が前側に開く「オープンシザーズシンドローム」になっている場合、横隔膜の動きと背中側の肋骨の動きが悪くなり、呼吸も浅くなります。

「狭カウポーズ」とは

特に背中側の肋骨を動かし、空気を取り込めるようにするためのエクササイズです。

四つ這いになる
背中を丸めてカウポーズをとる
そのまま膝を手の方に近づけて、手と膝の間を狭くする
手に体重を乗せながら、背中を丸めたまま呼吸を繰り返す
いつもより狭いカウポーズです

手首が痛い方はグーの手にするか、手根部側にタオルなどを敷いて高さをつけてください。

息を吸う時に背中側に空気が入り、吐く時に肋骨の下部がお腹の中に入り込んでいく感覚があればOKです。

詳しくはこちらの動画をご覧ください！

忙しい師走を、自律神経のバランスをととのえて快適に過ごし乗り切りましょう！

AUTHOR

齋藤美紀子

航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca（骨格ボディメイク）認定スペシャリスト。

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