POSE & BODY

【カギは肋骨】反り腰とぽっこり下腹を同時に解消！両脚レッグサークル

齋藤美紀子 2022-11-26

実は下腹ポッコリでお悩みの方の中には、反り腰の方が多いということをご存知でしたか？反り腰と下腹ポッコリを同時に解消する簡単エクササイズをご紹介します！

反り腰の人は下腹ポッコリになりやすい？

下腹ポッコリでお悩みの方は、反り腰の方が多いということをご存知でしたか？
反り腰だと、肋骨の下部が上向きに広がった状態になります。これをオープンシザーズシンドロームと言います。

この状態だと、背中側の筋肉は短く縮んで固まり、逆に下腹の筋肉は緩く伸びて動きが悪くなると言われています。
このように反り腰は、下腹ポッコリの原因の一つなのです。反り腰のまま腹筋運動を頑張っても、効果が出にくく、無理をすることで腰痛など身体を痛めることにもつながります。

反り腰と下腹ポッコリを同時に解消しよう

反り腰を解消するには、広がって開いている肋骨を正しい位置に下げる必要があります。そのためには「腹横筋」と「内腹斜筋」を働かせ、肋骨を下方向に回旋させることが必要です。

実は下腹ポッコリの解消のためにも、これらの筋肉が重要です。
このことから、肋骨を正しい位置にしながら腹筋を鍛えることで、反り腰と下腹ポッコリを同時に解消できることがわかります。
そのためにおすすめしたいエクササイズが、両脚レッグサークルです。

両脚レッグサークル

やり方
１.仰向けで膝を立てる。脚の間は閉じておく
２.両脚をアップし、膝から下は脱力する
　この時に肋骨下部の盛り上がりがないか確認する。盛り上がっている場合には、息を吐きながらみぞおちの後ろあたりを床につけるようにする
３.仙骨（お尻の割れ目の少し上の硬い骨）を軸にして、両膝で天井に円を描く
＊反対回しも同様に行う

ポイント
動きの途中で腰や背中が反る場合や、肩に異常な力みがある場合には、無理せず膝を小さく回し、動きの安定を優先させましょう。
膝が開いたり、骨盤が大きく倒れないようバランスをとりながら行ってください。

詳しい動きはこちらの動画でご確認ください

骨盤がコマ、仙骨がコマの脚だとイメージしながら行うとわかりやすいです。お腹の奥からジワジワ効いて、肋骨の開きも改善しますよ！

AUTHOR

齋藤美紀子

航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca（骨格ボディメイク）認定スペシャリスト。

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