【溜め込んだ脂肪が3分でどんどん燃える】腹部の筋肉を動員し、脂肪燃焼&姿勢も整う「有酸素トレ」

 【溜め込んだ脂肪が3分でどんどん燃える】腹部の筋肉を動員し、脂肪燃焼&姿勢も整う「有酸素トレ」
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たくさん飲んで食べる年末年始は、運動の機会が減って脂肪がたっぷり蓄えられる要注意のタイミング。そこで全身の脂肪燃焼に効果がある、腹筋を使いながら行う3分間の有酸素運動を腹筋王子ことカツオ先生がレクチャーします。1日3分がんばるだけで、余分な脂肪をためにくい体を維持できます。

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有酸素運動+腹筋運動で部分引き締めが可能に!

「有酸素運動は脂肪燃焼に有効ですが、有酸素運動と腹筋運動を組み合わせたトレーニングはウエストの部分的な引き締めに効果があると言われています。このように特定部位の筋力トレーニングを行い、その部分の脂肪を減らす方法をスポットリダクショントレーニングと呼びます。2010年までの研究では部分痩せは不可能と言われていましたが、以降に発表された論文で『可能である』というエビデンスが散見されるようになりました。脂肪燃焼を目指すなら、心拍数を110回~140回/分に上げてトレーニングするのが効果的です」(カツオ先生)

有酸素運動
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脂肪燃焼を高め、生活動作に必要な大腰筋も強化

「脂肪燃焼を高めるには運動により心拍数を上げる必要があり、そのためには多くの筋肉を動員することが大切です。今回紹介するトレーニングは、有酸素運動で脂肪を燃やしながら腸腰筋を形成する大腰筋を動員し鍛えていきます。この筋肉は脚を引き上げる動きによって働き、正しい姿勢の維持に加えて、歩行や階段の上り下りをスムーズに行うためにも強化が必要です。別の記事で紹介している『10秒で効く時短ヨガトレ』を組み合わせると、さらに腹筋が働き脂肪燃焼効果が高まります」 (カツオ先生)

大腰筋マウンテンクライマー

目的と効果:有酸素運動で脂肪を燃やしながら、脚の引き上げと股関節の外旋動作を加えて大腰筋を強化する。

1.プランクポーズになり、肩の下に手首、かかとの下につま先をセット。息を吸ってお腹を膨らませ背中は真っすぐ保ち、あごは軽く引く。

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2.お腹を膨らませたまま、右つま先を左手首に近づける。背中は真っすぐ保ち、肩の下に手首がある状態をキープして行う。反対側も。3分繰り返す。

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「超時短! 鬼腹筋10秒ダイエット」(宝島社)より

教えてくれたのは…腹筋王子カツオ先生

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腹筋インストラクター、パーソナル腹筋トレーナー、腹筋研究家。腹筋の原点は幼少期に見ていた仮面ライダー。現在は「腹筋で社会貢献」をスローガンに、腹筋専門のインストラクターとしてゴールドジムを中心としたスタジオでの腹筋クラスのほか、フィットネス企業での腹筋の相談役などを務める。1,000以上の腹筋に関する研究論文からヒントを得て、オリジナルの腹筋メニューを200種目以上考案。執筆活動、メディア出演も多数。2023年1月には東京・西麻布に「腹筋特化型スタジオ A-makes fitness」をオープン。

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text by Ai Kitabayashi
photos by Azusa Hasegawa

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ヨガジャーナル日本版編集部

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