ニューヨーカーは「瞑想をおしゃれに楽しむ」！話題のメディテーションサロンとは

話題になっているのはニューヨークのマンハッタンにある「Inscape」。

2016年秋にオープンして以来、メディテーションに興味を持つニューヨークエリートたちに人気を誇っているそう。通っている人によるとそこはまるで「自分を高めることのできるプラネタリウム」。半円のドームの中には瞑想のための1人用のソファが並べられ、他の人がいても自分に集中できるようになっている。

静かに呼吸に集中できるよう音楽が流れ、専用のアロマが焚かれているという。また様々なクラスが用意されているのもメディテーション初心者に嬉しいところ。例えばリラックスしたいなと思ったら「Release & Rest」という45分のクラスをチョイス。また自分の内面に集中し、意識をクリアにしたいと思ったら「Clarity: Focus」という35分のクラスが最適。他にも「Heart: Gratitude」という感謝の気持ちに集中するものや「Peaceful Body: Deep Rest」という体を休めるものも。その日の気分に応じて、またあまり時間がなければ短めのクラスを取ればいいし、週末にゆっくりメディテーションの時間をとりたいと思えば70分のものにトライできる。この自由度がニューヨーカーに受けているそう。セッションは1回18ドルから。ゲストビジターでもオンラインから予約することができるので、旅行で訪れたとき疲れをとるために参加してみるのもよさそう！
またこのサロンの特徴はショップが充実していること。「あなたと周りの人の心と体に栄養を与えるために贈り物を」と謳っていて、ヴィーガン用のチョコレートやアロマオイル、キャンドルなども揃っている。

またグウィネス・パルトロウが愛用していることで有名な「ムーンジュース」のアイテムも。このブランドはキノコなどからつくられた植物性のプロテインパウダーに漢方やハーブなどをブレンドしたハーブパウダーで人気を集めている。肌をきれいにしたり、眠りを深めたり、また意識をクリアにしたりとそれぞれの目的に応じて選ぶことができる。グウィネスはこのブランドのパウダー「ビューティダスト」をスムージーに入れているそう。

このパウダーにはクコの実や朝鮮五味子、アカヤジオウの根などが入っている。これらの成分は肌を活性酸素から守り、皮膚細胞のコラーゲンを増やしてくれる効果があるとか。
この「Inscape」を経営しているのはカジャク・ケルジアン。かつてセレクトショップの「インターミックス」を経営していた人物。彼自身、10年前からメディテーションを続けていてその魅力に惚れ込んだそう。そしてなんと2013年に「インターミックス」をギャップに売却、このメディテーションサロンの経営を始めたというから本物！　 今はサロンの他にメディテーションアプリ「Inscape: Guided Meditation」も開発。メディテーションの普及に務めているそう。
メディテーションがおしゃれにいつでも楽しめるようになってきているアメリカ。日本にもこんなサロンが進出してほしい！

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