【姿勢を変えるだけで若返る】若見え&スタイルアップが叶う!一生使える「立ち方」「座り方」講座
ヨガをしている時「骨盤を立てる」「背筋を伸ばす」など姿勢に意識を向けている人も多いと思います。ただ、日常生活ではどうでしょう? あまり姿勢に意識が向かず、ふと鏡に映った自分を見た時に姿勢が悪くてびっくりしたことがある人もいるのではないでしょうか。ヨガのときだけでなく、日頃から正しい姿勢で過ごすと、疲れにくくなるだけでなく、スタイルアップにもつながって一石二鳥! 今回は一生使える「正しい姿勢」についてご紹介します。
あなたの姿勢は大丈夫?
日常の中で立ったり座ったり、歩いたりするときなど、姿勢を保つためには様々な筋肉が使われています。正しい姿勢を保つためには、背中の脊柱起立筋、お腹の腸腰筋、太ももの大腿四頭筋といった身体の中でも大きな筋肉が使われています。そのため、姿勢を正すだけでも筋肉が活性化して代謝アップに繋がるのです。反対に、姿勢が悪くなると本来使われるべき筋肉が作用せず、筋力が低下したり血流が悪くなって冷えや肩こりに繋がってしまいます。
姿勢は日常のちょっとした意識ですぐに変えられるもの。まずは下記のチェック項目で自分の姿勢のクセを知り、改善ポイントを確認してみましょう。
・片脚に重心をかけて立つことが多い
・荷物をいつも左右どちらかの手で持つ
・左右で靴底の減り方が異なる
・足を組んで座ることが多い
・ヒールの高い靴を履くことが多い
・食事の際いつも片側の歯で噛みがち
・スマホやパソコンを使うことが多い
壁を使った姿勢チェック方法
壁を背にして、お尻・肩甲骨・後頭部・かかとの4点を壁につけます。その際腰の後ろに手のひら1枚分のスペースがあいていれば正しい姿勢。スペースが開きすぎていると骨盤前傾型のいわゆる「反り腰」、肩甲骨と頭が付かないと骨盤後継型の「猫背」である可能性が高いといえるでしょう。
代謝アップ・スタイルアップが叶う「日常の姿勢」
日頃の姿勢を少し変えるだけで、筋肉が本来の力を発揮して代謝アップに繋がります。筋肉が使えるようになると、余分な脂肪が付きにくくなるほか、全身の血液循環も改善されてむくみもすっきり。疲れにくい身体にもなれ。良いことことばかりです。
立ち方
①左右の肩を軽く後ろに引き、耳・肩・くるぶしの位置が一直線になるように整える
②お腹とお尻を軽く引き締める
③膝を伸ばす。膝裏は過伸展(ピンと伸ばし切った状態)にならないようにする
④足の幅は拳一つ分開き、左右均等に体重を乗せる
座り方
①骨盤が座面に垂直になるように座る
②左右のお尻に均等に体重を乗せ、骨盤を水平に保つ
③お腹とお尻を軽く引き締める
④両膝、股関節の角度が90度くらいになるよう椅子の高さを調節し、両足裏をしっかり床に付ける
⑤椅子の背もたれに寄りかかると、骨盤が前後どちらかに傾きやすくなるため、なるべく寄りかからないように意識しましょう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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