暑すぎ&冷えすぎると巻き肩&ぽっこりお腹が加速する?思い当たる人はすぐ始めたいリセットストレッチ
猛暑の日々が続くと、巻き肩やぽっこりお腹が悪化することがあるのをご存じですか。冷房の効いた室内でのデスクワークが多い人は、特にご用心! 巻き肩とぽっこりお腹の防止や改善を兼ねた、老廃物を流しやすくするリセットストレッチのご紹介です。
夏に巻き肩とぽっこりお腹を悪化しやすい生活とは?!
暑い毎日が続くと何も考えられずぐったりしてしまいがちですが、そんな時こそ、ご自分の1日の暮らしぶりを思い返してみませんか。深い呼吸と正しい姿勢を保てる時間はどのくらいあるでしょうか。
下の項目で2つ以上当てはまる方は、巻き肩とぽっこりお腹を増大させてしまう赤信号生活をおくっているかもしれません。
✔️ 冷房の部屋で寝ていて冷えすぎて体が固まる、手足がつる
✔️ 寝起きで体が動きづらくても、そのまま朝の支度を始める
✔️ 外出時は、暑さのために呼吸が浅くなり猫背になってしまう
✔️ ふだんの歩き方も、前のめりで重心が真っ直ぐに保ちにくい
✔️ 冷房の効いた室内のデスクワークが多く、長時間作業をしている
✔️ 冷たい飲み物や食べ物が大好き
✔️ ストレッチや運動はあまりしない
✔️ 暑いときは息がきれやすく、呼吸が浅くなりやすい
いくつ当てはまりましたか?
背中が固まれば呼吸は浅くなり、姿勢も悪くなります。
そんな背中を引きずったまま1日を過ごしていると起こるのがさまざまな体トラブル。なかでも注意したいのが、巻き肩とぽっこりお腹です。
巻き肩とぽっこりはセットで注意?
肩とお腹、場所は離れていてもこの2パーツの繋がりはとても深いのです。
猫背だとお腹に力が入る時間が少なくなり、脂肪が蓄積しやすくなります。たとえ良い姿勢を心がけているつもりでも、お腹太りが進行すると腹筋低下につながるため、お腹の重さで姿勢を正しく保ちにくくなり、巻き肩になってしまうこともあるのです。
また、巻き肩やお腹に脂肪があると、上半身を左右に回す動きがどうしても鈍くなるため、ふだんから前のめりに過ごす時間が増えていきます。固まった背中の影響で脇腹や背骨の動きが悪くなると、血流悪化や自律神経の不調に繋がる事もあります。
今回のストレッチは、ふだんは動かさない方向に体をツイストして、更にそこから肩関節を動かすことで、腋窩リンパ節や自律神経の活性化を促します。元気とやる気がみなぎる気持ちのいいストレッチなので、寝起きや休憩時、お休み前などにぜひ試してみて下さいね。
動画でみる
やり方:
マットに仰向けになる。
右の足を伸ばし、左の足の膝を曲げ、胸に近づける。右の手で左の足を持ち、体をツイストするように後ろに振り向く。
頭の上から左の腕を大きく回し、振り返る。肩と同じ高さに手首がくる位置でセット。肘を直角に曲げる。
左の肘を直角に曲げたまま、右の手で左の肩の内側を軽く押す。ここで深い呼吸を3回しホールド。さらに深めたい人は、ひじが床につき手の甲を床につけたまま背中の方に腕をおろす。肩甲骨まわりが動いていることを感じよう。
3回くりかえす。反対側も同様に。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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