【寝苦しい夏の救世主】暑〜い季節に知っておきたい!寝る前1分「快眠リラックスヨガ」
今年はあっという間に梅雨が明けて、猛暑の日々が続いています。夏の寝苦しさを解消し快眠へと導く、寝る前1分快眠アロマヨガをご紹介します。
寝つきが悪くなる原因は?
夏の室内、冷房は欠かせません。お部屋の中やオフィス、電車のなどは常に冷えています。そんな寒い室内から一歩出ると、外は日差しが強く、高温多湿状態。特に今年の夏は酷暑と言われているため、体調管理が大変だと思います。夏特有の寒暖差により、身体の機能を保とうとする「神経」がコントロールしにくくなると自律神経のバランスが乱れやすくなります。この自律神経の乱れにより、体の機能の働きが低下し、疲れや無気力、イライラ、睡眠障害などが引き起こるのです。
自律神経のバランスを整えるには?
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経系からなります。交感神経は、緊張状態やストレス時に働く神経で、活動時に機能します。副交感神経は、心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経で、リラックス時や就寝タイムに働きます。夏の環境では交感神経が優位に働きやすく、リラックス時や就寝時にも副交感神経にうまく切り替わらないことがあります。ですので、意識して副交感神経を優位にさせなくては行けません。自律神経は、本来体の機能を保つために自身の意思と関係なく働く神経ですが、呼吸によってそのバランスをコントロールすることができます。深呼吸を心がけながら、副交感神経を優位にして、自律神経のバランスを整えていきましょう。
自律神経を整え、快眠に導くオススメの過ごし方
セロトニンを増やして快眠へ
幸せホルモンと言われているセロトニン。セロトニンを増やすには腸内環境を整えることと、朝日(午前中の光)を15分以上浴びることがオススメです。セロトニンの9割は腸内から作られているので、腸内環境を整えることはマスト! 暑いとつい冷たい飲み物やアイスクリームなどを摂りたくなりますが、腸内を冷やしてしまい機能低下につながりやすいので、冷たいものの摂りすぎには注意しましょう。発酵食品を取り入れるなどして善玉菌を増やし腸内環境を整えることも大切です。もう一つ、セロトニンは、夜に快眠ホルモンと呼ばれているメラトニンに変わり快眠へと導きます。午前中の日光を15分〜30分ほど浴びたり、朝の散歩をすると良いでしょう。
アロマを活用して快眠へ
香りの効果を活用して快眠へつなげるのもおオススメ。香りには呼吸を深め自律神経の働きを整える働きがあります。寝る前に香りを焚きながらリラックス時間を過ごすことで快眠へと導きます。
〈寝つきが悪い夜にオススメのアロマ〉
・ラベンダー…自律神経のバランスを整え心に癒しを与え、安眠効果があります。
・ベルガモット…エネルギー循環を促す作用があり、安眠効果があります。
寝る前1分!快眠に導くヨガ
①仰向けになり、右足を抱えます
②息を吐きながら胸に引き寄せます
③左手で持ち替えて、息を吐きながら右脚を左へ倒します
④右手を大きく回します
⑤体をゆっくり戻し、反対も同様に行います
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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