理学療法士が解説【長時間同じ姿勢でいるリスクとは】姿勢の固定化を解放&リセットする「セルフ牽引」

 理学療法士が解説【長時間同じ姿勢でいるリスクとは】姿勢の固定化を解放&リセットする「セルフ牽引」
セルフ牽引エクササイズ
堀川ゆき
堀川ゆき
2022-06-30

理学療法士の堀川ゆきさんが、長時間同じ姿勢でいるリスクと調整エクササイズについて解説します。

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長時間同じ姿勢でいるリスク

毎日立ちっぱなし、座りっぱなしなど、同じ姿勢を長時間続けることがいつの間にか日常になってはいませんか?「いい姿勢をキープするよう気をつけているから大丈夫!」という人も、実は要注意です。どんなに正しい姿勢でも、長時間同じ姿勢を持続することは、身体に持続的な物理的ストレスをかけてしまい、筋肉や関節など組織の損傷や痛みの原因となります。
そこで、長時間同じ姿勢を避けるための「リセットエクササイズ」、つまり自分の体の今の状態から元通りの自然な状態に戻してあげるためのエクササイズが大切です。

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イラストAC

「リセットエクササイズ」のポイントは、
①どんなに正しい姿勢でも、長時間同じ姿勢を続ける場合はこのエクササイズを行う
②30〜60分に1回姿勢をかえるようにする
③エクササイズは体勢を戻す時に痛みが出やすいので慎重に行う
④エクササイズ中は息を止めない
⑤痛みのあるエクササイズは行わない
の5つです。

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堀川ゆき

堀川ゆき

理学療法士。ヨガ・ピラティス講師。抗加齢指導士。2006年に渡米し全米ヨガアライアンス200を取得。その後ヨガの枠をこえた健康や予防医療に関心を持ち、理学療法士資格を取得。スポーツ整形外科クリニックでの勤務を経て、現在大学病院にて慢性疼痛に対するリハビリに従事する。ポールスターピラティスマットコース修了。慶應義塾大学大学院医学部博士課程退学。公認心理師と保育士の資格も持つ二児の母。



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