理学療法士が教える【短期間でくびれが出来る】「肋骨パカ」を改善!肋骨が締まる「背骨エクサ」


くびれをつくりたいけどなかなかできないとお悩みの方多いですよね。今まで腹筋をしてみたりタオルで肋骨を締めてみたり、ダイエットなどもしたけどなかなかくびれないという方必見の肋骨パカ改善エクササイズをご紹介します。
くびれができない原因は肋骨にあり!?

脂肪が多いわけではないのに、なかなかくびれができないという方意外と多いですよね。そんな方は肋骨のポジションが乱れてしまっている結果ウエストが寸胴化している可能性があります。無理なダイエットをしなくても肋骨を整えることで、今よりくびれて見えるようになるかもしれません。心当たりのある方ぜひ一緒に見ていきましょう!
あなたの肋骨はパカっとなっている?
まずは皆さんの肋骨が正しいポジションにあるのかを見ていきましょう。
肋骨の角度
まずは正面から見ていきます。肋骨の角度はどうなっているでしょうか?
この角度が90度よりも大きいと、肋骨が開いてしまっています。

肋骨のでっぱり
次に、横から肋骨のでっぱりを見ていきます。正面から触れる肋骨の一番下(第10肋骨)と骨盤のくりくりとでっぱった骨(ASIS)が縦一直線上にあるかどうかを確認していきましょう。肋骨が前に出ている方は肋骨が開いてしまっている可能性が高いです。

肩甲骨と背骨のライン
さらに、横から見たときに、肩甲骨の一番下のでっぱり(肩甲骨下角)と同じラインの背骨(第7胸椎)が同じ面上にありますか?
背骨の方が前にあり、相対的に肩甲骨が後ろにでっぱっている場合は、胸がパーンっと開いて肋骨が開いている可能性があります。

皆さんの肋骨はいかがでしたでしょうか?当てはまる項目が多かった方は、肋骨のポジションを整えることで理想のくびれが生まれるかもしれません。
肋骨パカの悪影響は他にもあり
【自律神経にも影響】呼吸が浅くなる

肋骨が開くことで、関節がロックされる締まりのポジションになってしまいます。本来であれば、呼吸とともに肋骨が開いたり、閉じたりしたいので、肋骨が動かしにくくなることで呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなることに加えて、さらには胸椎の動きが悪くなることで自律神経の乱れにも繋がります。
【ほぐしても治らない】肩こり&背中こり

呼吸が浅くなることで、呼吸を助ける筋肉が頑張りすぎてしまったり、肋骨周りの筋肉の使い方が乱れてしまうことにより肩こりや背中こりに繋がってしまう可能性もあります。
肋骨パカ改善のためのエクササイズ
肋骨パカを改善するためにオススメなエクササイズをご紹介します。背骨や肋骨の関節を柔軟に動かせるようにし、横隔膜やお腹の筋肉を使うことで改善していきましょう!
キャットアンドカウ
①四つ這いになります

②息を吐きながら、お尻の穴を下向きに

③背骨を丸めていきます

④手で床をプッシュします
◎床をプッシュすることで前鋸筋が働き、繋がっている腹斜筋と呼ばれるお腹の筋肉がより働きやすくなります。

⑤息を吸いながら、お尻の穴を天井に向けて

⑥背骨を反らします

この動作を呼吸に合わせて繰り返しても良いですし、④の姿勢のまま呼吸を意識的に行うと、肋骨と背骨の間の関節が動き肋骨の動きがよくなります。特に肋骨パカっとなっている方は背中側に呼吸が入りにくくなっており、肋骨の動きが悪くなっている方が多いので、背中側に呼吸を届けることを意識して行ってみてください!
動画で動きを確認したい方はこちら
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