【くびれがない人は肋骨が広がっている?】くびれを作る!肋骨の角度チェック&肋骨引き締め呼吸法

 【くびれがない人は肋骨が広がっている?】くびれを作る!肋骨の角度チェック&肋骨引き締め呼吸法
Getty Images

引き締まったウエストに憧れて腹筋も頑張っているのに、なぜかずん胴体型のまま…。それはもしかして肋骨が広がり過ぎているからかもしれません。では肋骨の角度は何度ぐらいがベストなのでしょうか?肋骨の角度チェック方法、そして広がった肋骨を引き締める呼吸法をご紹介していきます。

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肋骨の働き

肋骨は、肺や心臓などの重要な臓器を守ってくれている大切なもの。そして呼吸をする時には、肋骨も広がったり閉じたりして肺の動きを手助けしてくれています。けれど肋骨まわりの筋肉が硬くなっていると、肋骨の動きが制限されたり広がったままになってしまうことがあるのです。

女性
肋骨まわり、硬くなっていませんか? illustration by 写真AC

肋骨が広がったままだとどうなるの?

もし肋骨が広がったままだと、腹部の筋肉が上手く機能せず、腹圧が適切にかからない状態になってしまいます。そのためずん胴体型になるだけでなく、ぽっこりお腹・骨盤の歪み・便秘・腰痛・尿もれといった様々な影響が出てくることが…。さて、皆さんの肋骨は広がり過ぎていないでしょうか?さっそく肋骨の角度をチェックしてみましょう。

お腹
ずん胴の原因は肋骨にあり?! illustration by 写真AC

肋骨の角度チェック

チェックしていくのは、肋骨の一番下の角度(肋骨下角)です。

肋骨
肋骨下側の角度をチェック illustration by イラストAC

肋骨の一番下の角度は通常約70°~90°くらいとされています。もし90°より広がっていたら、肋骨下角が広がり過ぎの可能性があります。

やり方

1.肋骨の一番下の骨に触れて場所を確認する

肋骨さわる
肋骨の縁に手を添えて、肋骨のラインを確認

2.確認した肋骨の縁に、本やコピー用紙など角が直角なものを当てる

3.肋骨下側の角度が90°より大きいか小さいかをチェックする

ずん胴体型にサヨナラ!肋骨引き締め呼吸法

肋骨が広がり気味の方にお勧めの呼吸法をご紹介します。ただ締めるだけでなく、肋骨全体を柔らかく動かす意識で行っていきましょう。

やり方

1.肋骨の下側をヨガベルトやタオルなどで包む

巻く
後ろから前に優しくラッピング

2.深い呼吸を繰り返す

・息を吸う時:肋骨でヨガベルトを押し広げる

吸う
吸う時は肋骨を360°ふくらませて

・息を吐く時:ヨガベルトから肋骨を離していく

吐く
吐く時は膣を軽く引き締め、肋骨下側をしぼませる

ポイントは息を吐き切ること。肋骨と腹部のインナーマッスル引き締めて、ヘルシーなくびれを目指しましょう!

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AUTHOR

のぐちかなこ

のぐちかなこ

専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。



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