合蹠(がっせき)のポーズで左右差、ひざが浮く人必見!股関節ではなく〇〇を伸ばせば1回で変化あり
ヨガの基本のポーズである合蹠(がっせき)。また、ヨガクラスはあぐらで始まり、あぐらで終わることが多いですよね。そのあぐらの姿勢に違和感や座りずらさはありませんか?今回はあぐらの姿勢をしたときにひざが床にペタンとつくようになるヨガをご紹介します。
合蹠(がっせき)やあぐらで膝が高い・左右差がある理由
足の裏同士を合わせて膝を開くがっせきのポーズの時や、あぐらの姿勢をとるときに、膝が床の方に下がらなかったり、膝の高さに左右差が出てしまう人は多いようです。
ひざがつかないのは”股関節が硬いから”と思いがちですが、正しくは股関節の可動域に制限をかけている内ももや、特にお尻の筋肉が関係してきます。ですから股関節の可動域を広げるためにもこの2つの部位のストレッチが必要です。
また左右差があるのは骨盤の高さ違うから。骨盤の高さが違うと片方のお尻の筋肉は硬く、もう片方は伸びた状態になります。これを放置していると骨盤がそのままの形に固定されて戻りづらくなります。定期的に左右差をなくすストレッチをすることで骨盤の傾きが整い、あらゆる不調の予防にもつながります。
今回はがっせきポーズやあぐらがしやすくなるように股関節の可動域を広げるヨガをご紹介します。
ひざが床につくようになる4つのストレッチ
①あぐらから片脚を前に出すストレッチ
1)あぐらの姿勢になって片脚を前に出す。脚と脚の間はこぶし2個分スペースをあける。
2)両手を足の前につき、体を前に倒していく
3)前に出した方の膝と反対側のお尻を床に近づける(シーソーのように揺らしてもOK)
*5呼吸分キープし、反対も同様に行います。
②足抱っこ→4の字ストレッチ
1)片脚を前に伸ばし、もう一つの脚をサイドから抱き抱える。
2)抱き抱えている脚を左右にゆらゆら揺らしお尻の伸びを深める。
3)抱き抱えている脚の踵を反対の胸に近づけ、膝は外に押し出していく。
4)前に伸ばしていた脚を立てて、抱き抱えていた足を預けて脚で4の字を作るようにする。
5)吸う息で背骨を伸ばし胸を張り、吐く息で乗せている脚の膝を外に向けるようにして伸びを深める。
*5呼吸分キープし、反対も同様に行います。
③三角形あぐらストレッチ
1)片脚を伸ばし、もう片方の足の裏を反対の足の付け根にセットする。
2)伸ばしていた脚を曲げ、あぐらをかくようにし、足で三角形を作る。
3)両手を前につき、そのまま体を前に倒す。両ひざ、お尻を床に押し付けるように伸びを深め5呼吸分キープ。
*反対も同様に行います。
④肘を使ったがっせきのポーズ
1)足の裏同士を合わせ、両膝を左右に開く。
2)肘を膝に近い内ももにセットし、体を前に倒すと同時に肘で脚が開くように押していく。
3)息を吐きながら脚を押すようにし、5呼吸分キープ。
4)一度体を起こし、肘を脚の付け根に近い内ももにセット。
5)体を前に倒すと同時に内ももの肉を外に押し出すようにして内ももの伸びを深める。
6)息を吐きながら脚を押すようにし、5呼吸分キープ。
動画を見ながらやってみよう!!
今回ご紹介した内容は動画で紹介していますので是非動画を見ながらやってみてくださいね。
行う前と行う後の違いを比べてみるのがおすすめです。
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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