「あぐらで座るのがツライ…」1分であぐらが変わる【ゆらゆらエクササイズ】

 「あぐらで座るのがツライ…」1分であぐらが変わる【ゆらゆらエクササイズ】
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伊藤香奈
伊藤香奈
2022-06-05

あぐらで座る時、「股関節が開かない」「脚の付け根が硬い」と思っている方も多いと思いますが、実はあぐらで座る時に必要な要素は2つあります。あぐらで座るのがツライ、あぐらで座ると膝の高さに左右の差がある、そんなお悩みを解決する「ゆらゆらエクササイズ」をご紹介します。ヨガマットなし!普段着でもパジャマでもOK!今すぐトライしてみて。

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股関節を開くだけではダメ?!あぐらを快適にするには

あぐらで座る時、「股関節が開かない」「脚の付け根が硬い」と思っている方も多いと思いますが、実はあぐらで座る時に必要な要素は2つあります。

  • 股関節を開くこと
  • 股関節を外に回す(外旋)ができること

股関節を外に回す、つまり太ももの正面を外に向けるガニ股の状態、つま先を外に向ける動きのことを「外旋」と言います。あぐらの姿勢を楽に行うには、この開く+外に回すの2つの可動域が影響しています。人間は基本的に二足歩行で前後の動きを多く行うため、外に回す外旋という動きは日常ではあまり行いません。そのため、外に回すという動きが苦手だったり、外に回すための筋肉が硬くなっている・弱くなっている可能性があるのです。

関節を回すエクササイズ

あぐらを楽にするために「外旋する動き」を行えばいいと思った方、ちょっと待って。身体は右と左、前と後ろ、内回しや外回しと、両方のバランスが整っていることが大切。あぐらを楽にするために外旋する動きが必要なことは確かですが、外旋だけ行うのではなく、外旋と内旋(脚を内またにするような動き)の両方のバランスが整ってこそ。今回ご紹介するエクササイズは、その股関節の内まわしと外まわし、両方を意識して動けるエクササイズです!

やり方

1.床に座り、①片脚は体の前に、②もう片方の脚は身体の横に曲げて座る

2.②の脚の付け根に手の親指を置き、揺れながら脚の付け根とお尻を床に近づける【股関節を外に回す意識】(20~30秒目安)

3.②の脚の付け根をマットに近づけるように回し、つま先を床から持ち上げる【股関節を内側に回す意識】(20~30秒目安)

 

この動きができたら、次は股関節を大きく動かすエクササイズも行っていきましょう!

1.床に座り両脚を広めに開く

2.膝をぱたんぱたんと左右に揺らす

3.関節が動きやすくなってきたら、さらに脚幅を広くして動かす

 

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