POSE & BODY
【股関節】「脚を開く」だけじゃない!知っておきたい6つの動きと可動域を広げるために意識すべきこと

「股関節の柔軟性」と聞くと、あぐらで座れるか、開脚でどれだけ脚が開くかなど「開く」ことばかりを気にしてその動きを繰り返してしまっていませんか?開くだけではない、股関節の6つの動きを知って、偏りなく動かすことを心がけましょう。
股関節の6つの動きとヨガポーズ一例
股関節には6つの動きがあります。それぞれの動きをヨガポーズと合わせて見ていきましょう。
脚を前後に動かす動き
この2つの動きでは太ももの前と裏がそれぞれ伸びたり縮んだりします。
① 屈曲
股関節を曲げる、太ももを体の前にあげる動きです。太ももの裏(ハムストリング)が伸びます。立位前屈(ウッタナーサナ)や横たわった足の親指をつかむポーズなど。
股関節を曲げる、太ももを体の前にあげる動きです。太ももの裏(ハムストリング)が伸びます。
Photo by Yoga Journal US
② 伸展
股関節を伸ばす、脚を後ろに伸ばす動きです。上半身と下半身をつなぐ筋肉(腸腰筋)や前もも(大腿四頭筋)が伸びます。踊り神のポーズ(ナタラージャーサナ)やローランジでの動きです。
股関節を伸ばす、脚を後ろに伸ばす動きです。上半身と下半身をつなぐ筋肉(腸腰筋)や前もも(大腿四頭筋)が伸びます。
Photo by Yoga Journal US
AUTHOR

吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。通常のヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使った音浴瞑想会やリストラティブヨガなど音の効果を活かしたクラスも開催。心身のバランスが整ったヨガのためにヨガ哲学の勉強も継続中。RYT-500取得、Lizzie LasaterリストラティブヨガTT修了、ヨガアプリ “Down Dog” 日本語翻訳&ナレーション担当、一般社団法人シンギング・リン協会公認パフォーマー。