フランス女性の美の秘訣「リーキジュース」を薬膳アレンジ。自宅で簡単にデトックス

フランス女性が隠れて飲んでる「リーキジュース」

Netflix (ネットフリックス) でシーズン2が配信中の「エミリー、パリへ行く」。シカゴでマーケティングの仕事に励んでいた主人公のエミリー・クーパーがパリへ行き、仕事に恋に友情に全力投球の夢の海外生活ストーリー。世界94ヵ国で1位を獲得、シーズン3,4の制作も発表されて話題の作品です。

この作品で見逃せないのが、素敵なパリの生活と、イケメン料理人の作る美味しそうな料理です。特に、食材は市場で新鮮なものを直接集めてバスケットに入れて持ち帰り、素材の味を大事にした調理方法にこだわるシーンも印象的。フランス人のライフスタイルのこだわりが垣間見えます。

そんなストーリーの中で、フランス女性はダイエットのためにデトックス効果のある「リーキジュース」を隠れて飲んでいるというシーンがありました。

「リーキ」とは？「ネギ」とは違うの？

「リーキ」とは西洋ネギ、ポロネギのことで、見た目は日本でおなじみの長ネギに似ています。ただし、長ネギのような独特な香りや辛みはなく、やわらかい食感とほのかな甘みがあるのが特徴です。下仁田ネギと似ているそうです。

「リーキジュース」をフランスの方に聞くと「jus de poireaux」といい、コンソメやセロリで煮込み、ミキサーにかけたスープということがわかりました。ジャガイモを入れたり、家庭によってレシピはいろいろあるようです。「ネギスープ」や「ネギのポタージュ」のようなイメージですね。

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今回は、日本でも手に入れやすい「ネギ（葱）」を利用して、薬膳アレンジの「ネギスープ」レシピを紹介します。

「ネギ（葱）」の薬膳的効能と栄養学

●中医学におけるネギ（葱）のはたらき

1. 身体を温め発汗作用があるため、寒気を伴うかぜの初期症状に有効
2. 気血の巡りをよくし、栄養を巡らせ、老廃物を出す
3. お腹を温めて解毒もするので、下痢にも効果的

●栄養学におけるネギ（葱）の成分

1. 硫化アリル
   ーネギ特有の香りのもとになる辛み成分。白い部分に多く含まれ、血液をサラサラにしてくれる効果があります。その他、殺菌作用、抗酸化作用、血中コレステロール値を下げる働きもあります。また、刻んだり加熱調理をすると、ビタミンB1と協力して糖質をエネルギーに変え、疲労回復を助ける効果も期待できます。
2. ビタミンＣ・β-カロテン
   ーともに、ネギの緑色の部分に多く含まれる成分。強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を消去して動脈硬化やがんなどの生活習慣病の予防にも効果が期待できると言われています。その他、DNAの生成に関わる葉酸も含みます。

薬膳アレンジ簡単「ネギスープ」でデトックス＆血液サラサラ♡

１）材料を切る

ネギ（１本）、いつも余りがちなブロッコリーの茎（6～8cm）をみじん切りに

２）鍋で煮込む

鍋に切った（１）ネギとブロッコリーを入れ、調味料をいれて10分煮込む。

・水（300ml）

・ブイヨン（1個）

・クミン（小さじ1/2）・・・消化促進、腸内のガス排出、解毒、利尿作用など、体内に溜まった老廃物を一掃

３）豆乳を追加

鍋に豆乳（100ml）を入れて約3~5分煮込む

４）ミキサーにかけて完成！

（３）の粗熱をとったらミキサーにかけて完成です。※熱いままミキサーにかけると吹きこぼれるので注意してください

お皿に盛って、ネギの千切りやオリーブオイルをまわしかけるのもおススメです。

フランス女性の美の秘訣「リーキジュース」の薬膳アレンジはいかがでしょうか。

ぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 

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