体重はあまり変化していないのにフェイスラインのたるみが気になる場合もありますよね。これにはさまざまな原因が考えられますが、今回は3つご紹介したいと思います。
人間の頭の重さは5~6㎏あると言われていますが、これはボウリングの球と同程度。それだけの重さがあるものが本来ある位置よりも前に出てしまうことで、首回りの筋肉が衰えたり、コリ固まり血行不良となったりすることがあります。これにより顔全体が大きく見えてしまう可能性も出てきます。特にスマートフォンやパソコンの使用時には首が前に出やすくなるので、首や肩に違和感を感じたら姿勢に意識を向けてみましょう。
硬いものを食べる機会が少ない方、スマートフォンやテレビを見ながらなどのながら食べをしている方はこれも原因として考えられます。食事に集中せずよく噛まないことで、噛むための筋肉が衰えてしまいフェイスラインのもたつきが出やすくなります。
地域差や個人差はありますが、日本人は顔の筋肉を20~30%しか使っていないと言われています。さらにコロナ禍によるマスク生活や人と話す機会の減少により、口周りの筋肉は衰えやすくなっています。特にオトガイ筋、顎舌骨筋、顎二腹筋など舌につながる筋力低下は二重あごに結びつきやすいとされます。
1)姿勢を正す。
2)鼻で呼吸しながら舌で左右の頬を押す。まずは5往復、慣れてきたら10往復してみましょう。
3)舌で口の内側からアイロンをかけるように回す。このとき口が開かないように注意していきます(開いてしまう方は口周りの筋肉が衰えている可能性あり)。左右5周ずつから始めてみましょう。慣れてきたら7~10周まで回数を増やしていきます。
この小顔ヨガはマスクをしていても気づかれにくいので、電車待ちの間などのスキマ時間に取り入れてみましょう。
今回挙げた原因は無意識のうちに出ていることが多いです。こまめに意識を向けてさらにトレーニングを継続してシュッとしたフェイスラインを手に入れましょう!