【触ると柔らかいけど実は硬い部位】凝り固まった裏太ももを柔らかくする2つの簡単ストレッチ
触るとプニプニして柔らかいので自覚しづらいですが、実は凝り固まっていることが多いハムストリング(裏もも)。今回はハムストリングの柔軟性を高める方法をご紹介します。
ハムストリング(太ももの裏側)が硬いと体の動きにも影響が出る
ヨガのダウンドッグが辛い人は、太ももの裏側が硬いことも多いはず。普段自覚はない人も、ダウンドッグをしてみて太ももの裏側が痛い場合は、ハムストリング(太ももの裏側)が硬い可能性があると言えます。ハムストリングが硬いと、膝が伸びなかったり骨盤が後傾するなど姿勢や体の動きにも影響が。日々のストレッチで、柔らかいハムストリングを維持したいものです。
ゆっくりじわじわ伸ばすことがポイント
ゆっくりじわじわ伸ばすことが早く柔らかくなる近道です。焦らずにハムストリングにアプローチしていきましょう。今回は2つのストレッチ方法をご紹介します。
やり方
1.四つ這いになります。手のひら1枚分両手を前に移動させましょう。
2.両手の間に右足を入れます。このタイミングで、左ひざはひざ1個分後ろにずらしておきましょう。
3.右のかかとはマットに残したまま、上体を後ろに移動します。胸と視線は正面に開き、背中を真っすぐ伸ばしましょう。右足が伸びすぎて痛い場合は、軽く膝を緩めてあげましょう。約30秒キープしたら反対側も同様に行います。
このストレッチは足が疲れている夜や、冷房などで足先が冷えているときにもオススメです。
ハムストリングの柔軟性が高まってきたら・・・
だんだん柔らかくなってきた・レッスン前のウォームアップとしてやってみましょう。
1.ダウンドッグの状態になります。まだハムストリングが痛いと思うので、足を半歩前に移動させ両ひざを曲げましょう。
2.1歩ずつ、足踏みをするように膝の曲げ伸ばしを行います。手でマットを押し、お尻は常に斜め上を意識してくださいね。
やれば必ず柔らかくなる!
特にハムストリングは柔らかくなるまでに時間がかかり、きついと感じるポーズも多いかもしれません。でも柔らかくしようとストレッチを行えば必ず柔らかくなります。諦めずに日々やってみてくださいね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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