【ヨガ療法の先駆者マイケル・リー考案】自己探求を助ける「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」

 【ヨガ療法の先駆者マイケル・リー考案】自己探求を助ける「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」
広告

第1段階

1. 腹式呼吸
背骨をそっと伸ばして立ち、へその数cm下に片手を当てる。腹部を膨らませながらゆっくり静かに呼吸する。4つ数えながら息を吸い、5つ数えながら吐く。1~3分間続ける。

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
腹式呼吸

第2段階

2. 体側からの腕上げ+複式呼吸
立った姿勢で腕を体側に下ろし、手のひらを外側に向ける。複式呼吸で4つ数えながら腕をゆっくり頭上に上げる。次に5つ数えながら腕を下ろしていく。5回繰り返す。

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
体側からの腕上げ+複式呼吸

3. かかと上げ
すっと短く息を吸って、つま先立ちになる。「ハー」と音を出して息を吐きながら、かかとを下げる。10回繰り返す。

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
かかと上げ

4. 立位の側屈
足を腰幅に開いて立つ。左腕を頭上に上げて、指を天井のほうに伸ばす。1回深く息を吸って、吐く息で上体の左側を伸ばして側屈する。ここで3回呼吸しながら呼吸を利用してエッジ(不快感はあっても痛みを感じない点)を見つける。反対側も同様に行う。

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
立位の側屈

5. 立位の後屈
足を腰幅に開いて立つ。軽く手を握って、腰(背骨の両側)に当てる。2~3回呼吸しながら全身を伸ばす。腰を前に押して、体をゆっくり反らせながら、エッジを見つけて受け入れる。その姿勢で息を吐きながら、まず体の前面を観察し、次に背面を観察する。このとき、心に何かが浮かんできたら、それを消したり変えたり理解しようとせずに、ただ観察する。

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
立位の後屈

6. ウッターナーサナ(立位前屈)
両膝を曲げて、上体をだらりと下げて前屈する。この姿勢で2~3回呼吸する。呼吸するたびに前屈を少し深めて、上体をさらに沈める。前腕をふくらはぎに回して、足首の真上または手が届くところに手を当てる。ゆっくり膝を伸ばしながら、腕を使って上体を膝のほうに引き、背面を伸ばす。ここで3回呼吸する間に呼吸を利用してエッジを見つける。何が心に湧いてきても、それに寄り添うようにする。吸う息でゆっくり背中を丸めながら立ち上がる。

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
ウッターナーサナ (立位前屈)
広告

photos by Christina Lane, Eleanor Williamson
model by Tania Medel
translation by Setsuko Mori
yoga Journal日本版Vol.74掲載

AUTHOR

ヨガジャーナルオンライン編集部ロゴ

ヨガジャーナル日本版編集部

ヨガジャーナル 日本版編集部



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは