眠れない時におすすめ!安眠に効果的なエッセンシャルオイル

 眠れない時におすすめ!安眠に効果的なエッセンシャルオイル
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成瀬美紀
成瀬美紀
2020-11-29

英国といえばアロマセラピーが有名ですが、良質なエッセンシャルオイルが簡単に手に入り、イギリスに住む人はアロマを生活に取り入れる人が多くいます。そこで今回はなかなか眠れない時にあると便利なエッセンシャルオイルをご紹介します。

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季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時季。朝晩の気温も下がりなかなか寝付けなかったり、寝たのに身体がだるい…なんて方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめするのがラベンダーの香り。

芳香剤やスキンケア用品など様々な用途で使われており、身近でなじみ深い香りのひとつです。フレッシュで温かみのあるラベンダーの香りは、エッセンシャルオイル(精油)の中でも絶大な人気があります。

ラベンダーとは

「洗う」を意味するラテン語「lavo」に由来すると言われるラベンダーは、細胞の活性化や抗炎症作用も期待できることから古くからスキンケアなどに使われてきました。

フローラルな香りが印象的なためお花をイメージするかもしれませんが、シソ科の植物でハーブの一種です。フレッシュでややフルーティな香りを感じさせる酢酸リナリルという芳香成分と、爽やかなフローラルを感じさせるリナロールという成分などがラベンダーの香りを特徴づけています。

他のエッセンシャルオイルとも相性が良いため、ラベンダーの香りが苦手と感じる方でも好きな香りと組み合わせて使うことができます。

精油のラベンダーは「真正ラベンダー」や「スパイクラベンダー」「ストエカスラベンダー」などの種類がありそれぞれ成分が異なります。

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効能・効果

  • ストレス軽減
  • リラックス効果
  • 安眠作用
  • 自立神経のバランスの調整
  • 頭痛や生理痛の緩和
  • 雑菌や抗炎症作用で皮膚トラブルの緩和

など心やからだに幅広く作用します。

寝る前にオススメの使い方

鎮静作用があるため、就寝30分ほど前からお部屋に香りを広げておくと良いでしょう。

芳香浴法

  • お湯に垂らして

容器に熱湯を半分ほど張り精油を1〜2滴垂らします。ベッドサイドやお部屋において蒸気とともに香りをすばやく広げることができます。

  • コットンやハンカチに

ティッシュやコットン、ハンカチなどに精油を1〜2滴垂らして枕元やデスクに置いて香りを楽しみます。

  • 芳香拡散器を使用して

市販のアロマディフューザーなどを使用し、室内の香りを拡散します。

Photo by Drew L on Unsplash
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  • ルームスプレーなど

市販のスプレーも売っていますが、自宅でも簡単に作れるので寝具や寝室にスプレーをして良質な睡眠をサポートしてくれます。

〈アロマスプレーの作り方〉約50ml

・無水エタノール … 5ml

・水(精製水など)… 45ml

・精油 … 10滴

無水エタノールをビーカーなどの容器に入れ、精油を加えしっかりと混ぜ合わせて溶かします。そこに水(精製水など)を加えてよく混ぜ容器合わせ、容器に入れて完成です。

精油は紫外線に弱いため、色のついた遮光性の容器で保存するのがおすすめです。また1〜2週間で使い切るようにしましょう。

健康を保つ上で最も大切な睡眠。眠れない時はアロマの力を借りて、ゆっくりとお過ごしください。

ライター/成瀬美紀
ヨガインストラクター。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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