大音量のアラーム音はストレスのもと!【格闘技ドクターに聞く】睡眠の質を上げる6つの生活習慣

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大音量のアラーム音はストレスのもと!【格闘技ドクターに聞く】睡眠の質を上げる6つの生活習慣

パフォーマンスの向上に睡眠が不可欠です。では、上達に導くのはどんな眠りだと思いますか?教えてくれるのは、現役スポーツドクターである二重作拓也先生。アスリートたちが実践する睡眠術を取り入れると、仕事の効率がUPし、やる気に満ちた毎日を送れるはず。

8時間睡眠を確保したうえで「質」を高めて熟睡度をUP!

睡眠には必要な記憶を脳の大脳皮質に定着させ、邪魔な記憶や不要な記憶をリセットする効果があります。新たな「できる記憶」が脳に定着すると「学習」「上達」「習得」が見られます。また眠っている間に、起きている時には抑制されていた記憶と記憶がランダムに結合する可能性も示唆されていて、新しいアイディアや閃きにつながることもあります。スペインの画家・ダリが「夢の中で見た光景を絵にかいた」と話していますし、アメリカの音楽家・プリンスは「夢の中で書いた曲」を発表しています。ドイツの化学者・ケクレはヘビが出てくる夢を見て6つの炭素が環状に並ぶベンゼン環の構造を思いついたとされています。

このように睡眠は脳にとっても重要な時間であり、アスリートが睡眠時間を削って練習したとしても本番でのパフォーマンスは削った時間に比例して上がるというものではないのです。同じように徹夜で勉強したり、仕事をこなすのも非効率的であることが科学的にも証明されています。逆に新しいことを記憶したらなるべく早く睡眠をとることが推奨されます。睡眠中、脳では「1日のうちに取り込んだ情報」が整理されます。風景、音、触った感覚、匂い、振動、体内の感覚、すれ違った人の姿まで、ありとあらゆる情報が海馬(かいば)に一時的に保存されるのです。ここでの記憶が何度も再生されると、脳内のハードディスクにあたる新皮質に情報が移動し、長期保存されるシステムと考えられているのですが、ドイツ・リューベック大学のディーケルマン氏らによると「睡眠後わずか数分で海馬から新皮質への新情報の移動が始まり、40分の睡眠後には新たな記憶に妨害されない長期保管の領域に、十分な量の記憶が保管された」という研究が発表されています。

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Text by Ai Kitabayashi

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