【星読み対談】野沢和香×Saya|ヨガと占いが私たちに教えてくれること「今、ここを生きるヒント」
和香:ヨガを通して思ったことは、「大事なものは外側じゃなくて内側にある」ということ。占いも占い師さんにアドバイスをもらったとしても決めるのは自分ですよね。瞑想中、「ああ、この温かな気持ちがいつも胸の内側にあったんだな」と気づく瞬間があるのですが、あのときの感覚を名前にしたら、ずっと愛せるなあと。それに自分のことを一番助けてくれたり、どんな時も自分のよき理解者や味方でいてあげられるのは自分自身だと思います。指標になったりするのは自分でしょう? 自分のために自分がここにいるし、今の自分とコミットしているもうひとりの自分がいる。それがヨガ的感覚で、フィーリングだと思います。
Saya:共感します! 「今、ここ」という発想や「自分が心地よくいる」「私と一緒にいる感覚」は、「マインドフルネス占星術」の原稿の中でもこれまで書いた本の中でも書いていて。
和香:へええ。
Saya:占星術は、未来を当てるツールだと思われがちですが、未来が不安になって、未来に心を飛ばしたり、「もっとこうすればよかった、本当はもっと違う人生があったんじゃないか」という視点で人生を振り返ったり。そんなふうにしていると、現在に集中できないから、人生が停滞してしまい、動けなくなってしまう。
それに、自分のことを一番知っているのは自分だから、占い師さんの言葉は情報として受け取っても、最終的には自分の意思を大切にしてほしいともよく話しているほど。
私の個人セッションも、いわば「星のセラピー」なんですね。「今、ここにいる」その人のモヤモヤを解消して、本人に気づきが生まれると、モヤモヤは消えていくし、本来の自分の軌道に戻れて、自然と運もよくなっていく。だから、まずは「今、ここ」に集中するようにお話ししています。だから、すごく和香さんのおっしゃることが腑に落ちます。ブランド名、とても素敵だと思います。
和香:ありがとうございます。Sayaさんの占いも、きっと優しい占いなんですね。
Saya:自分の星の軌道はありますが、運命がすべて決まっているわけではない。身体は魂の乗り物だから、身体を大事にして、自分の中心にいるようにすると、自然と波動が上がるし、人生も自然とよくなっていくという感覚があります。
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ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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