クリッシー・テイゲン、ダイエットカルチャーとの訣別を宣言|カロリー計算より重視することは
モデルとして活躍する傍ら、料理研究家としても人気を集めるクリッシー・テイゲン。ダイエットカルチャーとの訣別を宣言した。
あまりにも長い時間をカロリー計算に費やしてきた
モデルとして活躍、雑誌『スポーツイラストレイテッド』の水着特集号にも登場した経歴を持つクリッシー・テイゲン。プライベートでは料理が大好きで、今ではレシピ本も出版するほどの腕前である。
料理が好きということは食べることも大好き。でもモデルとして体型もキープしたい。そのジレンマに長年苦しんできたという。最近雑誌『ピープル』のインタビューで「これまでずっとダイエットに囚われて生きてきた。あまりにも長い時間をカロリー計算に費やし、ワークアウトを同スケジュールに組み込むかを考えてきた。自分のウェルネスのためにやっているものが本当に自分自身のためなのかを見極めようとしてきた。随分長い時間をそういうことに費やしていたと思う」。
体よりも心を優先することが幸せに生きるために必要
でも最近カロリー計算も、痩せるためのワークアウトもやめることを決めたそう。「全部やめちゃった。今の私の人生では人生をありのままに楽しむことの方が重要なの」。クリッシー曰く「食べたいものがあればそれを食べる。そうしないと頭がおかしくなってしまうから。体型よりもマインドを大切にしている感じね」「心を体よりも優先する。もし気分よく幸せになれるなら、食べて自分を甘やかすの」。
大切なのは「自分を幸せにすること」だというクリッシー。ダイエットするにしても、好きなものを食べるにしてもまず自分が気持ちよくいられるかが大切だとアドバイスしている。健康に関する知識や体にいい食品の情報がこれだけたくさんあると、頭だけで判断して食べるものを決めがち。あまりにそれが行き過ぎると体にいい食生活が苦痛になってしまうと話す。体にいいダイエットを心がけるのも大切だけれど、たまには彼女のように「気持ち重視」の食事を楽しんでみるのも手。ストレスも一掃、フレッシュな気持ちで自分の体と向き合えるはずだ。
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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